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ノーベル賞化学賞はエリック・ベッチ氏ら3人に

2014-10-09 | 学問

 ノーベル賞委員会は10月8日に本年(2014年)のノーベル化学賞を次の3氏に贈ると発表した。
  ハワード・ヒューズ医学研究所のエリック・ベッチ(Eric Betzig)氏
  マックプランク研究所のステファン・ヘル(Stefan W. Hell)氏
  スタンフォード大学のウィリアム・マーナー(William E. Moerner)氏
 受賞理由は、「for the development of super-resolved fluorescence microscopy」で、超高解像度の蛍光顕微鏡の開発業績が評価された。
 化学賞のイメージと少し離れた感じのあるエンジニアリングからの受賞で、近年の学問領域間の融合加速を象徴する出来事と言う。

 

 先日(9月25日)に川や道路の土手のアレチウリの花を紹介した。この時には実が付いていなかったが、今日見たら幾つか付いていた。
 アレチウリ(荒れ地瓜)はウリ科の大型のツル植物で1年生草本、北アメリカ原産の帰化植物である。繁殖力が旺盛で、生態系に大きな影響を与える(他の植物を覆い、枯らす)ので、日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)に選定されている。花や葉はウリであるが果実は小さなのが沢山纏まり、ウリではない。

Aretiuri410091 アレチウリ(荒れ地瓜)
ウリ科アレチウリ属
つる性一年草
北米原産の帰化植物
開花時期8月~10月
雌雄同株であるが、雌雄異花(雌花と雄花が別々)
両花とも球形に纏まった花序(かじょ、枝での花の配列状態)
花後に白いトゲに覆われた小さな金平糖様の実がなる


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