東京大学の幾原雄一教授・柴田直哉准教授、日本電子などは、世界最高性能の電子顕微鏡を開発した。「分解能」は0.045nm(ナノメートル)で、これまでは2009年の0.047nm(米ローレンス・バークレー国立研究所が出した)だった。
研究チームはピンぼけを自動的に解消する装置を開発して分解能が向上した。半導体に使われるシリコンの表面を観察したところ、原子が2個つながってダンベルのような構造になっている様子が分かった。従来の電子顕微鏡ではひとつの楕円球にしか見えなかった、との事。
◆電子顕微鏡の分解能
分解能とは2点の離れを見分けられる能力
ナノは10億分の1m
原子のサイズは約0.1nm(100億分の1m)
インフルエンザウイルスは約100nm
可視光線の波長は、400nm~760nm
電子顕微鏡の分解能
1930年代(発明期) 数nm
1958年 1nm
1996年 0.1nm
2009年 0.047nm
(米ローレンス・バークレー国立研究所)
2014年 0.045nm
(東大と日本電子が開発)
概ね晴れの天気。でも風が強く寒さを感じる。秋深まる、となればアキザクラ(秋桜、コスモスの別名)が季節の花となろう。
コスモスは一年草だが、多年草のチョコレートコスモスが咲いている。チョコレート色の花色で、香りもチョコレート・・美味しそうな花だが食べない。
チョコレートコスモス
学名:Cosmos atrosanguineus
キク科コスモス属
多年草
(地中に塊根ができる)
原産地はメキシコ
日本に大正時代に輸入
開花時期は6月7月と9月10月
(2種類ある)
花は一重咲き、花色は黒紫色(チョコレート色)