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手術でのガーゼを患者体内に置忘れ、2017年は26件の報告

2018-05-01 | 健康・病気
 日本医療機能評価機構の集計によると、止血用などとして手術で詰められたガーゼが患者の体内に置き忘れられる事例、2017年に全国の医療機関から26件の報告があった。ガーゼの置き忘れは血管を圧迫するなどの恐れがあり、過去に死亡事故も起きている。機構の担当者は「ガーゼの適切な管理を求めていきたい」と強調した。
 医療機関でガーゼの置き忘れが発覚した時点で機構に報告され集計される。法令に基づき医療事故の報告が義務付けられている大学病院や国立病院機構の病院などは17年12月時点で276施設。機構によると、こうした医療機関から報告された16年のガーゼの置き忘れ件数は22件、15年は25件。2012年は30件を超え、以後から毎年20件を上回っている。
 ◆ガーゼオーマ(和製英語: gauzeoma)
 手術の際、術野に置き忘れたガーゼが放置されたために発生する腫瘤状変化に対して付けられた名称。
 特別な名称を用いず、「retained surgical sponge」「foreign body granuloma(異物肉芽腫)」と呼ばれることも多い。 「オーマ」は腫瘍・腫瘤などを意味する接尾語であるが、実際にはガーゼオーマは腫瘍ではない。しかしCTや超音波などの画像診断では、いかにも腫瘍のように見えることがある。
 臓器などに強固に癒着することがあり、ガーゼオーマの摘出手術は難易度が高い。

 今日は5月1日、連休の中間日。5月となると、春より初夏の感がある。
 ”ボタン”の花が咲きだした。葉の茂みの上に花を置く感じだ。私は、この花を見ると、美人を形容する例え 「立てば、シャクヤク(芍薬)、座ればボタン(牡丹)、歩く姿はユリ(百合)の花」を連想する。畑にも、”ユリ”と”シャクヤク”を植えており、まだ花が咲いていないから・・。
 ”ボタン”は平安時代に、中国から薬用として渡来した。薬効は、根皮に解熱・鎮痛・消炎・浄血があるとされる。でも、花はとても豪華で綺麗だ。「花の王」と言われる程だ。
 園芸品種が多く、花が咲く時期も色々
 春牡丹:開花は4月~5月、一般的な品種
 寒牡丹:春と秋に花をつける二季咲きの変種。
     秋咲きは、春にできる蕾は摘み取り、秋にできる蕾のみを残し10月~1月に開花させる
 冬牡丹:春牡丹と同じ品種を1月~2月に開花するよう、調整。
     寒牡丹と混同されることが多いが、これは放置すると春咲きとなる
 ボタン(牡丹)
 別名:名取草(なとりぐさ)、二十日草(はつかぐさ)、深見草(ふかみぐさ)
 ボタン科ボタン属
 耐寒性落葉低木(丈は0.5m~2m程)
 開花時期は4月~6月
 花径は15cm~20cm、花色は白・黄・紅・薄紅など
 花の咲き方は八重咲き・千重咲き・万重咲き
 中国の原産、平安(奈良?)時代に薬用として渡来