睡眠呼吸障害:睡眠中に異常な呼吸を示す病態
有病率は一般人口の1%以上で、特に中年期に多い
30~60歳の男性で4%、女性では2%前後と言われる
代表的な疾患は睡眠時無呼吸症候群で、夜間睡眠中に何度も呼吸が止まる。
診断基準としては1時間あたり5回以上の無呼吸もしくは低呼吸(呼吸量が正常呼吸の2分の1以下になるもの)が存在すること。睡眠時無呼吸症候群の95%は閉塞性睡眠時無呼吸症候群である。
生活習慣病のリスクに、肥満は高血圧・糖尿病であることは医学的にも立証されている。睡眠呼吸障害も程度が重度になるとリスクになるとされていたが客観的なデータはなかった。
京都大学の研究グループが、就寝中に何度も呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」などの睡眠呼吸障害は高血圧や糖尿病のリスクとの間に関連があることが分かったと発表した(国際学術誌「スリープ」電子版)。約7,000人を対象にした大規模調査の結果で、今後も関連の因果関係などの解明に向けて研究を続ける、と言う。
研究グループは、滋賀県長浜市との共同事業「ながはまコホート」の一環として2013~16年の4年間に同事業に参加した9,850人のうち調査データ取得が可能だった長浜市の男女計7,051人を対象に、睡眠の状態と生活習慣病のリスクなどとの関連を調べた。
結果、治療が望ましいとされる中等症以上の睡眠呼吸障害がある人は、男性で23.7%、閉経後女性では9.5%いた。閉経前女性では1.5%と少なかった。生活習慣病との関連については、睡眠呼吸障害は男女とも高血圧に関連し、重症度が高まるにつれて関連度が高かった。
糖尿病は、女性だけに関連性が認められ、閉経前女性の場合は中等症以上の睡眠呼吸障害があるとリスクが28倍も高くなることが明らかになった。このほか、既に周知の事実とされている肥満と高血圧や糖尿病との関連はやはりあることが改めて確認されたが、リスクとされている短時間睡眠との関連は今回認められなかった、と言う。
研究グループは睡眠呼吸障害と高血圧や糖尿病との関係は「間接的影響」とし、現段階で因果関係は不明としていながらも今後さらに研究を続ける方針。
天気は朝から晴れ。昼近くには初夏の陽気。
街で、ビル前に植えられている”シャクナゲ”、花が咲きだした。葉は輪生・光沢があり・丸みを帯びて細長い、大きな花が特徴だ。葉にはロードトキシン(Rhodotoxin)が含まれ、痙攣(けいれん)毒となるので有毒植物として扱われる。
”シャクナゲ”には日本シャクナゲとヨーロッパで改良された西洋しゃくなげに大別される。西洋シャクナゲは、ロードデンドロン、との名前で売られていることが多い。この”シャクナゲ”の葉を見たら、葉裏に小さな毛がない、セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)かな。
。
シャクナゲ(石楠花、石南花)
ツツジ科ツツジ属
耐寒性常緑広葉樹、低木
開花時期は4月~6月
花径は5cm~10cm、花色は紅紫・白・桃・黄・赤など
有病率は一般人口の1%以上で、特に中年期に多い
30~60歳の男性で4%、女性では2%前後と言われる
代表的な疾患は睡眠時無呼吸症候群で、夜間睡眠中に何度も呼吸が止まる。
診断基準としては1時間あたり5回以上の無呼吸もしくは低呼吸(呼吸量が正常呼吸の2分の1以下になるもの)が存在すること。睡眠時無呼吸症候群の95%は閉塞性睡眠時無呼吸症候群である。
生活習慣病のリスクに、肥満は高血圧・糖尿病であることは医学的にも立証されている。睡眠呼吸障害も程度が重度になるとリスクになるとされていたが客観的なデータはなかった。
京都大学の研究グループが、就寝中に何度も呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」などの睡眠呼吸障害は高血圧や糖尿病のリスクとの間に関連があることが分かったと発表した(国際学術誌「スリープ」電子版)。約7,000人を対象にした大規模調査の結果で、今後も関連の因果関係などの解明に向けて研究を続ける、と言う。
研究グループは、滋賀県長浜市との共同事業「ながはまコホート」の一環として2013~16年の4年間に同事業に参加した9,850人のうち調査データ取得が可能だった長浜市の男女計7,051人を対象に、睡眠の状態と生活習慣病のリスクなどとの関連を調べた。
結果、治療が望ましいとされる中等症以上の睡眠呼吸障害がある人は、男性で23.7%、閉経後女性では9.5%いた。閉経前女性では1.5%と少なかった。生活習慣病との関連については、睡眠呼吸障害は男女とも高血圧に関連し、重症度が高まるにつれて関連度が高かった。
糖尿病は、女性だけに関連性が認められ、閉経前女性の場合は中等症以上の睡眠呼吸障害があるとリスクが28倍も高くなることが明らかになった。このほか、既に周知の事実とされている肥満と高血圧や糖尿病との関連はやはりあることが改めて確認されたが、リスクとされている短時間睡眠との関連は今回認められなかった、と言う。
研究グループは睡眠呼吸障害と高血圧や糖尿病との関係は「間接的影響」とし、現段階で因果関係は不明としていながらも今後さらに研究を続ける方針。
天気は朝から晴れ。昼近くには初夏の陽気。
街で、ビル前に植えられている”シャクナゲ”、花が咲きだした。葉は輪生・光沢があり・丸みを帯びて細長い、大きな花が特徴だ。葉にはロードトキシン(Rhodotoxin)が含まれ、痙攣(けいれん)毒となるので有毒植物として扱われる。
”シャクナゲ”には日本シャクナゲとヨーロッパで改良された西洋しゃくなげに大別される。西洋シャクナゲは、ロードデンドロン、との名前で売られていることが多い。この”シャクナゲ”の葉を見たら、葉裏に小さな毛がない、セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)かな。
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シャクナゲ(石楠花、石南花)
ツツジ科ツツジ属
耐寒性常緑広葉樹、低木
開花時期は4月~6月
花径は5cm~10cm、花色は紅紫・白・桃・黄・赤など