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ポスト京の試作機公開、京の100倍の計算性能

2018-05-19 | ニュース
 富士通は、次世代スーパーコンピューター(通称・ポスト京)の試作機を公開した(5月15日)。
 公開されたのは、スパコンの頭脳にあたる中央演算処理装置(CPU)と、CPUや冷却装置を取り付ける基板、約100枚の基板を収納できるラック。今年度中に製造を開始できるよう、性能確認を急ぐという。
 ポスト京は、富士通が文部科学省や理化学研究所とともに開発中のスパコンで、現在稼働中の”京”の約100倍の速さの計算性能を目指している。世界トップ級の計算速度と省エネ性能を実現し、医療や防災、産業技術など様々な分野での活用が期待されている。
 ◆ポスト京
 ポスト京は、毎秒1京回(京は1兆の1万倍)以上の計算能力を持つスパコン”京”の後継機。
 約1100億円の国費を投じ、京の最大100倍の速さで計算ソフトを動かせる性能を目指す。

 早朝は雨。直ぐに止む。
 数日前に街に出かけた。ビルと道路の間の植栽地に”ユリノキ”、花が咲いている。木はとても高く、花は上向きで咲いているので全体の花姿は見られない。歩道を歩く人、上を見上げる人はほとんどいない。
 ”ユリノキ”の花は5月~6月が開花時期で、チューリップの様な花が咲く。秋には黄葉して見事な景色となる。木の特徴から、”ハンテンボク(半纏木: 葉の形が半纏に似ることから)”、”レンゲボク(蓮華木:花が蓮の花を思わせることから)”、”チューリップツリー(花がチューリップを思わせることから)”などの別名がある。
 ”ユリノキ”は”フウ(楓:マンサク科フウ属)”と”イチョウ(銀杏・公孫樹:イチョウ科イチョウ属)”と並んで、”生きている化石”と言われる。”ユリノキ”は、白亜紀(凡そ1億4550万年前~6550万年前、恐竜が繁栄)にはすでに生育しており、被子植物の誕生頃の姿を留めているからである。
 ユリノキ(百合の木)
 別名:半纏木(はんてんぼく)、奴凧(やっこだこ)の木、軍配(ぐんばい)の木
 英名:American tulip tree
 学名:Liriodendron tulipifera
 モクレン科ユリノキ属
 落葉広葉樹、高木(20m超え)
 北米原産で明治時代初期に渡来
 開花時期は5月~6月
 花径は5cm~6cm、花弁は6枚、黄緑色のチューリップに似る
 果実は集合果