馬ひでの助

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地名夜話「主計町茶屋街」

2023-08-17 23:03:50 | 歴史地理
地名ちょこっと紹介。

【主計町茶屋街】金沢市
かずえまちちゃやがい
金沢の3つの茶屋街の1つだが、地名としては難読ですね。
「主計」は会計、会計係のこと。
古代の律令制度で「主計寮」という税務署のような役所があった。
「しゅけいりょう」訓読みは「かずえのつかさ」
この訓読みが現代まで引き継がれてるようです。
とはいえ、金沢市主計町の由来は税務署がここにあったから、ではない
加賀藩の重臣で、富田主計(とだかずえ)の屋敷がここにあったから。
て、誰やねん?
藩主の前田家と縁戚関係のある家臣で、禄高は一万石だったそうな。
江戸時代、大名は一万石以上と言われてた。
百万石の前田家ではたかが一万石だが、小藩なら一大名並みですわ。
この主計町、実は町名改変の時に尾張町となった。
前田家は、尾張荒子の出身で金沢に領地をもらった時に荒子の御用商人がここに住んだので尾張町になったそうな。
その後、住民の懐古運動があり、再び旧町名にもどったのである。
ひがし茶屋街、にし茶屋街のようなひらがな地名とは違って難読地名の主計茶屋街、一味違う趣があるとか?
北国街道歩きでは、2年前ににし茶屋街から金沢城まで通った。
次回は近江町市場から主計茶屋街→ひがし茶屋街へと進む予定です。
さて、いつ行けるかな?
というか、この3つの茶屋街は北国街道沿いに位置してるんですよね。
本来は街道を往来する旅人の茶店街だったわけで、
我が輩も街道歩きの疲れを癒やすために茶屋街で高級料理をよばれて一服したいものですな。 


それは、
年金生活のお前には
無茶や!
缶コーヒーで我慢しろってか?

もうかなざわんわ〜


明後日に続く

Φ(*^ひ^*)Φ
山本周五郎の「青べか物語」という小説を読み始めた。
根戸川、浦粕という地名が出てくるが全く聞いたことが無い。

舞台は河口付近の漁村のようである
根戸川は利根川のことかな?

で、調べたら、
根戸川は旧江戸川、
浦粕は浦安、
と判明した。
どちらも小説の舞台としての仮名でした。
周五郎氏が名づけた仮名なので
地名由来を調べる必要無し

だったべさ…

ちなみに小説では南の沖に百万坪の低地が広がる、とある。
現在はミッキーマウスの国、

周五郎氏が見たら驚くだろうな。

Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
東海道新幹線が台風の影響で運休連休で
帰省ラッシュが無茶苦茶に。

で、北陸新幹線が全線開通していれば、遠回りになるけど、東京と大阪のバイパス線として活用できる。
だから、急いで北陸新幹線の工事をやれ、という声が!
さらにリニア新幹線の建設も急げ、と。

それはともかくとして
大阪と東京を結ぶ臨時特急を中央本線経由で走らすことはできないの?

と、素人の我が輩は考えるのだが、
それができないのは
やっぱり分割民営化が足かせになってるからかな?

今、青春18切符の期間中なので、
のんびりと普通列車で帰省するのが一番だと思うけどね。
そんな余裕ないですか?

2日間も足止めくった人、普通列車なら一日もかからずにもっと早く帰れるだべさ。

馬《●▲●》助ヒヒーン♪

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