地名ちょこっと紹介
【野良時計】高知県安芸市
のらどけい。
安芸市の野良にある時計。
この野良は地名ではない。
地名は安芸市土居。
野良は野原や田んぼという意味の野良。
つまり安芸市土居の野原にある時計。
明治時代、まだ時計が普及してなかった頃、田舎では寺の鐘が時計代わりという時代でした。
そんななか土地の大地主さんが、家にあった掛け時計を分解して自ら時計製作の技術を磨き、独学で大きな時計台を屋敷地に造った。
これにより付近で農作業してる人は時刻を知ることができるようになり、大変喜んだ、土佐。
めでたし、メデタシ、なノラ。
実は今から20数年前、いや30数年前かな?
家族旅行で高知県に行った。
その時は時計台の前に広がる田んぼの土の上から眺めました。
↑昔は田んぼでした
で、今回は1人で列車で再訪しました。
あの時と全く一緒の光景だったが、残念ながら田んぼは無くて雑草の生える野原になっていて、稲作はお辞めになられたようですな。
これも時代の流れか、農地が減少してますね。
待て、待て、待てぃ、おぬし!
な、な、なんですか、あなたは?
粋な恰好してるけど泥まみれじゃないですか!
「今、雑草と言ったな、お前」
ハイ、雑草しか生えてなかったですよ
「たわけが!雑草という草はないき!
草はそれぞれ一つ一つに名前があるき」
え、そうなんですか?
でも名前知らないし…
て、もしやあなたは佐川の牧野博士ですか?
「いかにも」
いやぁ、恐れ入りやした。
佐川へも行きましたよ。
酒蔵の道、素晴らしかったです。
でも、あなたが草花にうつつを抜かしたものだから、酒蔵の岸屋さん潰れちゃったじゃないですか?
困ったもんですな。
あ、いや、それを言われると申し訳ない野良
観光案内所のお姉さんに聞いたら、
岸屋は完全に消滅した。
で、いくつかあった酒蔵を統合して「司牡丹酒造」という佐川唯一の酒屋さんができた、ということであったノラ。
で、驚いたことに佐川の殿様は近江出身で、山内家の家臣として土佐に来た。
と同時に酒造りの職人も近江から連れてきた。
つまりですよ、佐川の酒蔵は近江の血を近江の技を継いでる野良。
なので、土産に司牡丹のお酒を買った野良。
て、この話どこまで脱線するんや?
というか、地名の話をが全く出てこないき!
そうでした、
1つだけ申します。
野良時計のある安芸市土居、
この土居は、安芸城が土塁と堀に囲まれた区画に築かれ、その後、家臣の屋敷が土居のなかに造られたので土居廊中とも呼ばれる。
この土居が地名になったノラ
と、
野良時計のある畠中氏が言った、トサ
以上、おしまいぜよ。
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地名パズル
品
川
双 ◯
◯◯◯◯←河内県
蔭中東
学学区
園
↑↑↑↑
大米東江
阪原京戸
府市都城
答えは次回!
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Φ(*^ひ^*)Φ
次回はクリスマス頃に予定してます。
お盆が過ぎ、高校野球も終わりに近づいた
夏休みも終盤、もう安芸、いや秋、
♪夏の終わりにはただあなたにあいたくなるの…
ラジオで高校野球を聞いてたら
沖縄尚学の投手で「ひがしおんな」と呼んでる。
あづま男に京女という言葉はあるけど、東女?
で、この後テレビを見たら
「東恩納」でした。
そういえば沖縄には恩納、嘉手納といった「納」地名がありますな。
「な」と読むが、意味は土地のことだそうな。
また1つ勉強になったさ。
聞き間違えても
なんくるないさ~
馬《●▲●》助ヒヒーン♪
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