2012/02/14
ぽかぽか春庭十二単日記>写文ぷうさんの日記(9)2006年11月ぷうさん日記
2006年11月01日
ひとり
わたしは友達なんか
いらない。
ひとりで生きていける。
友達付き合いはわずらわしいだけ
こんなこと
言う人がいます
そうかなあ
ひとりでは生きていけない
と思うけど
友達もいたほうがいいと
思うけど
本当は寂しい人なのね
寂しくてしょうがない人
愛情が薄いのでしょうか
わたしは友達がいなければ
生きていけない
友達がいたからこれまで
生きてこれた
いなければ
とうに死んでしまっていると思う
友達から
愛情、辛さ、悲しさ
楽しさ、嬉しい
幸せ、厳しさ、ほかにも沢山
もらうことができるから
01:02 コメント(11) ページのトップへ
2006年11月02日
もう・・・
もう駄目かな
膝や足首の痛みも
ぜんぜん治らない
激痛がはしってばかりで
腰の痛さは相変わらず
起きてよりかかり
していられるのが15分と
もたない
痛みが耐えられず
横になるしかない
膝はがくがくで
座ってても
びんぼうゆすりをしている
みたい
トイレも今まで
這いながらいった
でも限界かな
枕もとにトイレをおくこと
まさかおむつは嫌だしね
意識があるのに
限界かな・・・
02:57 コメント(15) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-11-02 08:21
ぷうさん、おはようございます。
トイレまで行くのがつらいようになったら、部屋におくことも必要ね。
痛みがやわらぎますように
2006年11月03日
次から次
何故
次から次へと
嫌な、辛いことが
おきるのでしょう
こんなにからだ中が痛い思い
してるのに
神様は
何故試練を与えるのでしょう
神様は
何故こんなに虐めるのでしょう
神様は
何故、悲しい目にあわせるのでしょう
わたしをそんなにいじめたい
のでしょうか
一生懸命に生きて
いようとしているのに
人間はそんなに強くない
人間は弱いものです
神様はわたしに
もっと苦しみなさいと
言っているようです
何故ですか
03:09 コメント(10) ページのトップへ
2006年11月04日
毎日
こんな
毎日を何時まで続けるのでしょう
痛くて、歩けないから
家のなかに閉じこもり
外にも出れずに
部屋のなかから
外の工事を見てるだけ
誰かが尋ねてくるわけでもなく
誰から電話がくるわけでもなく
テレビをみても
音楽を聴いても
パソコンをしても
あたまから病気のことは
離れるはずもなく
何でこんな毎日なのか
生きていながら死んでるような
苦しい毎日
人と話すこともなく
ただ、ぼーと
時間が過ぎていく
こんな毎日を
いつまで続けるのか
生き殺しのような日々
死ぬまで抜け出すことが
できない
03:14 コメント(12) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-11-04 09:56
痛いと、いつも病気のことが頭から離れませんね。つらいことと思います。でも、ぷうさんはこうしてカフェのなかでことばを交わしあえる。ぼ~っと時間がすぎていくことがあってもいいよ。それも大事な生の時間。私たちがぷうさんの体の痛みをとることができないのは残念だけれど、ぷうさんは私たちの心の痛みをいやすことばを送り続けてくれる。ありがとう。
2006年11月05日
また
またでてきてしまいました
鬱病が
暗い気持ちの毎日で
ため息ばかり
痛みは激しくなるばかりで
生きてることが
こんなにも辛いものかと
こんなに苦しいものかと
こんな気持ちでいる自分が
悲しい
生きることがしんどいです
ごめんね
04:15 コメント(28) ページのトップへ
2006年11月08日
ごめんね
ごめんね
みなさんとお話するのは
本当に楽しくて嬉しいのに
何をする気力がなくて
お腹もすかない
眠ることもできない
ただ
ぼーとしてるだけです
これではいけないのは
わかっているのですが
駄目です
ごめんなさい
03:19 コメント(22) ページのトップへ
2006年11月10日
本当は
何故、何も気力がないのか
わかってるのです
新しい治療に対しての
不安が取れない
死ぬまでからだに麻酔を流し
続けること
背中の骨髄から管が通され
皮膚の下に通され
針がさすような
また違う痛みを感じて
行かなければならないこと
麻酔で頭がぼーとしてること
その不安が止まらないのです
みなさんが沢山励まして
下さるのに
元気だして、何時でも
飛んできてあげるよ
いくらでも声かけてあげるよ
こんな優しい言葉を
いただいているのに
悔しいです
03:58 コメント(12) ページのトップへ
2006年11月12日
日々
毎日が充実して納得できるような
日々が送れるように
わたしが毎日納得して
生きていける日々なんて
あるわけない
何事も不自由で
自分の思うようなこと
何一つできないのに
そんなこと
わたしに要求しても無理です
みなさんは
毎日、納得して充実な日々を
送ってますか
わたしは、
痛みに耐えていることだけしかない
いま以上にからだが動かなくなるのに
わたしに何を求めているのですか
わたしにどうしろというのですか
これ以上何をすればいいのですか
02:37 コメント(14) ページのトップへ
2006年11月14日
贅沢
少し
贅沢をしました。
今まで、布団を引いて寝てたのですが
起き上がるのが中々出来なくなり
リクライニングのベットを
買うことにしました
からだの向きを自由にかえることが
できるからです
起き上がるのも楽だしね
わたしにはすごい贅沢だけど
痛みには変えることが出来ないから
楽しみです。
贅沢って何でしょうか
01:35 コメント(1) ページのトップへ
贅沢
少し
贅沢をしました。
今まで、布団を引いて寝てたのですが
起き上がるのが中々出来なくなり
リクライニングのベットを
買うことにしました
からだの向きを自由にかえることが
できるからです
起き上がるのも楽だしね
わたしにはすごい贅沢だけど
痛みには変えることが出来ないから
楽しみです。
贅沢って何でしょうか
01:35 コメント(20) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-11-15 10:04
ベッドで少しでも快適な生活ができるようなら、とてもいいことですね。
東京都は、車いすやリクライニングベッドの貸し出しを行っていますが、長野では貸し出しがないのですね。体が不自由だったり病気だったりするとき、だれでも同じように福祉を利用できるといいのに、地域によって差がありますね。
2006年11月17日
しんどい
風邪をひいてしまいました
頭が痛くて、頭痛がひどいのです
あんなに気をつけていたのに
急に寒くなり、喉が痛いとおもい
次に日には鼻水な止まらない
体温調整ができないから
寒気があり熱もある
みなさんは大丈夫ですか
風邪ひいてないですか
気をつけてください
風邪も無理すると肺炎になるからね
01:42 コメント(14) ページのトップへ
2006年11月18日
限界
この頃、あまり食べることも
できない
体力が落ちてるのがよくわかる
すぐ疲れてしまう
起き上がってることが出来ない
癌が着実に進行してる
限界。
生きていたい。
まだ話すことたくさんあるのだから
死にたくない。
でも限界は必ずある
03:44 コメント(12) ページのトップへ
2006年11月19日
春なら
春なら
いま一番行きたいところ
動物園。
まだ歩くことができた頃
近くの動物園に行きました
平日の為か
閑散としていて静かで
動物ものんびりとして
行きたいなあ
動物園。
02:57 コメント(16) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-11-19 20:40
動物たちをみていると心がなごみますね。私も動物園大好き。ぷうさん、風邪、よくなりましたか。お大事にね。
2006年11月21日
約束
カフェの友人がパニック障害という
病気でいま一人でリハリビを
してます
ひとりで長い時間外に出掛けることも
できません
彼女はがんばって出掛けることが
できるようになったら
私に逢いにきてくれると
約束してくれました
何時になるかはわかりません
いま、わたしは疲れがひどく
食事もあまりできない
体力が落ちてることも
わかってます
病気が進んでいることも
だから彼女が逢いにきてくれるまで
わたしは生きていたいです
約束しました
わたしが逢いにいくまで生きて
いてほしいと
不安です
でも約束は守りたいです
だからわたしは生きていたいです
02:42 コメント(18) ページのトップへ
2006年11月22日
夢・・・
夢を見ました
この頃とても逢いたいと
おもっていた人です
好きな人
わたしの病気を知っていました
励まし、支えてくれた人
結婚をしようともいってくれた人
でも別れました
一緒になっても支えてあげることが
できない
子供も産むことも出来ない
それに相手の母親の反対もあり
別れました
自然に何も言わないまま
懐かしくて、逢いたいと
おもってた
夢で逢うことができました
わたしはそれで十分です
18:05 コメント(14) ページのトップへ
2006年11月24日
冬の日
年の終わりに近づくと
何故か寂しくなります
クリスマスも年越しもお正月も
楽しくない
寂しさがこころにたまる
毎年、今年も生きていれたねと
来年はどうだろう
体が段々動けなくなってる
体力も精神力もおちてる
今年も1月2日に救急車で入院
お正月は病院にいた
静まりかえった病院は
寂しくて・・・
雪が降ると外にでることさえ
できない
免疫力のないわたしは寒さに弱い
冬は寂しい日が続く
01:49 コメント(13) ページのトップへ
2006年11月25日
花火
昨日23日は長野市で一番大きい
花火大会がありました
家の中で花火の音を聞いてました
家が振動で地震がきたみたいでした
今、風邪をひいてるのですが
母がつまらないでしょうと
暖かくして少しだけ
外にでて見ようかといってくれました
綺麗でした
花火はなんであんなに綺麗なのでしょう
この前見たときは病院のべットの上
でした
そのときも綺麗だったこと
覚えてます
来年は見れるでしょうか
寒さが身に凍みました
02:41 コメント(15) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-11-25 16:01
風邪、早くなおるといいね。
花火、きれいだったでしょうね。家の中に新道が伝わるくらい近くでの打ち上げなら、きっと空いっぱいにひろがる見事な花火だったでしょうね。お母さんといっしょにみることができて、ほんとうによかった。一瞬で消えてしまう花火だけれど、いつまでも心に残ります。また来年の花火をお母さんといっしょに見たいね。
2006年11月27日
老いた
この頃、歳老いた母を見てると
悲しくなります
歳をとれば、誰でもぼけたり物忘れを
したりすることは当たり前なのですが
買物しすぎだよといっても
食べるもの何もないという
わたしが痛みをいうと
何故痛いの
どこが痛いのという
母と二人で生きていかなくては
ならないわたしは不安でしょうがない
わたしの世話も家事も出来なくなれば
どうやって生きていけばいいのだろう
そう遠くないその日がくること
誰も面倒をみてくれる人がいない
二人で一緒に死を見つめるしか
ないのでしょう
悲しくて涙がでます
少しでも長生きしてほしいです
元気でいてほしいです
悲しいです
02:56 コメント(12) ページのトップへ
2006年11月28日
幻覚
この頃よく幻覚を見ることが多い
置いてある物が動いたり
天井に何か見えたり
ありえない音を聞いたり
いつもいくつもの事を
考える性格で
これは昔から治らない
人と話してても
違うことを常に考えている
不安という恐怖感がある
何かに怯えて
自分でかかえきれないことの不安
眠れない不安
食べられない不安
痛みに耐えられない不安
死への不安
生きることの不安
沢山ありすぎて
誰にでもあるのだろうが
怖いです
03:28 コメント(11) ページのトップへ
2006年11月29日
決意
明日「今日」かな
病院にいってきます
新しい治療をするため
先生とお話をしてきます
この治療で痛みはなくなりません
痛みが今より和らぐかは
してみないとわかりません
もう腰から下は硬直してしまうことは
さけられないことです
いま以上に不自由になること
後悔しない為にも
大変ですが治療を受けたいと
思います
心臓がドキドキしてます
眠れません
明日が少しでも暖かい日で
あることを願ってます
03:18 コメント(15) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-11-29 09:34
新しい治療、不安も大きいですよね。先生とよく話し合って、少しでもよい状態になるように、痛みがおさまるように。
2006年11月30日
辛い
病院にいってきました
辛いです
今度しようとしてた治療も駄目に
なりました
骨髄の損傷が脊髄まできてました
下半身麻痺だそうです
ここまできてしまうと
麻酔をかけても痛みは止まらない
ききめがない
何の効果もないということです
こんなにひどく体中に
広まってるとは思わなかったと
だから激痛がひどくおこっていたと
レントゲンの写真を見て
こんなに骨が潰れているとは
早いうちに麻痺します
下半身は動かなくなるでしょうと
言われてしまいました
薬がまた増えました
前回の治療
骨に穴を開けた
効果なかったねと
麻痺してしまうこと怖いです
辛いです
もうどうにもならない
後どれだけ生きれるだろう
04:45 コメント(20) ページのトップへ
<つづく>
2012/02/15
ぽかぽか春庭十二単日記>写文ぷうさんの日記(10)2006年12月ぷうさん日記
2006年12月02日
過去
過去の嫌な思い
忘れようとしてた
でもまた忘れられないような
出来事が
忘れたいのに忘れさせてくれない
何故そんなにわたしを
苦しめるのでしょう
穏やかな生活がしたい
苦しい辛い生活をしてるのに
死ねということでしょうか
わたしは生きていてはいけない
のでしょうか
短い命だといってるのに
それでも生きていることは
許されないのでしょうか
わたしはそんなに悪いこと
したのでしょうか
これ以上苦しめないでください
大切なものとらないでください
03:16 コメント(17) ページのトップへ
2006年12月03日
過去
忘れたい過去
父方の身内とは縁が切れてる状態です
まだ父が生きていたころ
わたしも病気が発覚して
辛い、苦しいとき
助けていただいたことが
あります
散々、私たち家族を虐められてきた
だから縁をきった
少し助けていただいたことには
本当に感謝してる
でも父が亡くなってからは
音信不通になった
健康で病気もしてない人が
助けてくれといってきた
あの時といまの状態も状況も
違う
働くこともできない
寝たきりのわたしは
母と二人で生きていくにも
やっとの生活
感謝はしてるけど
助けることなんてできない
わたしと母に死ねと言われて
いるようなものです
虐められ傷つけられ
いまになって言われても
いまどんな状態にいるかも
知らないのに
助けられない
わたしのわがままかもしれない
でも無理なものは無理
生きてるだけでせいいっぱい
いつ死んでしまうかわからない
忘れたい過去なのに
わたしのおもいいけないでしょうか
22:07 コメント(16) ページのトップへ
2006年12月05日
楽しい
虐め、嫌がらせをして
楽しいですか
人を傷つけ、自分も傷ついて
裕福な人も、貧乏な人も
健康な人も、病気な人も
一生懸命生きていかなければ
いけないのに
大切に生きていかなくては
いけないのに
そんな虐めや嫌がらせばかりしてて
時間がもったいなくないですか
一日がおしくないですか
今日はいい日でした
なんて言えますか
時間もお金もないわたしには
そんな過ごしかた
できません
人を傷つけたら自分も傷つくのです
悲しいです
切ないです
止めましょう
03:24 コメント(11) ページのトップへ
2006年12月06日
歳をとると・・・
母はも81歳です
病気はしてないけど
足が痛いと言いいます
ぼけはないと思うけど
直ぐ忘れてしまいます
何度も同じ話をします
こんなにぼけてもう駄目だねと
言います
わたしは母に面倒を見てもらってます
本当ならわたしが見てあげなければ
いけないのに
母の寝顔を見てると
涙がでて止まりません
こんなに苦労させて
切ないです
健康なら、病気になんてならなければ
いつまでも長生きしてほしいです
わたしは親不孝です
02:34 コメント(14) ページのトップへ
2006年12月07日
神様
神様は何故病気の人を作るのでしょう
どうやって決めるのでしょう
この人は健康でと
この人は病気でと
何故わたしは病気の人に
選ばれたのでしょう
神様に嫌われる何か
悪いことしたのでしょうか
病気が憎いです
癌が憎いです
同じ病気でも
この人は完治して
この人は完治できない
そんな不公平なこと
病気に完治できない人は
死ぬまで苦しむ
神様は病気をどう与えるのでしょう
悲しいです
涙が出るほど悲しいです
04:12 コメント(15) ページのトップへ
2006年12月08日
お風呂
わたしはお風呂が大好きです
日に2回は入ってました
でも寝たきりの状態になり
お風呂を入るのにどんなに大変なこと
母にいれてもらうことなんて
とても出来ない
逆に母が入るときは見ていて
上げなければなりません
でもそれもできません
本当は毎日お風呂に入りたい
でも誰かの手をかりないと入れません
久しぶりに母と二人で入りました
そして母の背中を流してあげました
体は動かないけど
手が動くから、湯船に入りながら
小さい背中でした
涙が止まりませんでした
心配や苦労ばかりかけて
こんなに小さくなってしまって
ごめんねお母さん
03:32 コメント(12) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-12-08 08:20
いっしょに入って、いっしょにあったまれたのね。お母さんの心もいっぱいあったまったと思います。
2006年12月09日
怖い
変なメールがきました
知らない人で
文面が何もないの
何通も
嫌がらせかな
怖いです
ぷうさんという名前はしってる
でもメールアドレスは
どうしてわかったのだろう
嫌な世の中になってしまいました
02:52 コメント(14) ページのトップへ
2006年12月10日
うれしい
嬉しいことがありました
お友達からカステラが届きました
甘いものが食べたいなあと
思ってたのです
一度に沢山は食べれないけど
楽しみです
ありがとう嬉しいです
03:12 コメント(30) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-12-10 10:04
友達の心がうれしい甘さですね。私も甘いもの大好き。やわらかくてふわふわであま~いカステラ、楽しんでね
2006年12月15日
また
11日にまた前と同じように
吐き気、頭痛、で胃潰瘍、十二指腸潰瘍のために、救急車で入院してしまいました
嘔吐と下痢が止まらず、前回のように
またなってしまいました
日記が更新できずごめんなさい
入院中に色々ありました
辛いです
23:24 コメント(20) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-12-16 00:44
とても心配でした。下痢と嘔吐、つらかったですね。どうぞ、回復が順調でありますように。
2006年12月17日
不安
今回の入院で前と同じ症状でしたが
癌が骨の細胞を破壊して頭の骨から
カルシュウムが不足して吐き気が
でました
脊髄の骨までがもう潰れていました
今は痛みをどうにか和らげようと
してる治療です。
麻痺をするのは早いうちになると
そこでもうこの病院では治療が出来ない
後ははケアー病院での治療に変えるしか
ないと言われてしまいました
今まで、信頼してきた医者が変わるのは
不安です
今度の病院の先生も知らないわけではない
ですが、でも癌の治療ももう出来ない
後は痛みを抑えられるように
していくしかない
ケアー病院は死に向かうために
精神的、肉体的に心のケアーをするのです
癌が私の体の細胞、骨を壊しているのが
改めて、言われてしまいました。
治療法がない患者は最後はおだやかに
過ごせるようにするだけなのです
辛いです。切ないです。悲しいです。
病気が癌が憎いです。
00:47 コメント(18) ページのトップへ
2006年12月18日
ごめんね
ここ、毎日の寒さで調子が悪くて
日記が書けずにいました
意識があるままに、ケアー病院でからだとこころの痛みを和らげてもらってくださいと言われて、今までの医者に見離されてしまったのだなあと思いました
涙が止まりませんでした
もう、手のほどこしようがないと
こころが潰れないように、
優しくしてもらいなさいと
どんなに優しくされても
痛みはとまりません
癌はなくなりません
こんなならもうぼけて何もわからない状態のほうがよかったのかもとおもいます
悔しくて、切なくて、悲しくて
薬の量を増やすだけで
新しい治療も薬もない
何故癌になんてなってしまったのでしょう
何故、こんなからだになってしまったのでしょう
人の人生は平等ではないけど
でも辛すぎる。
不公平すぎる。
23:17 コメント(17) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-12-19 20:56
ただただ、祈っています。ぷうさんの痛みがやわらぎますように。お母さんの体調もよいように、長野の寒さが厳しくないように。いつもいつも祈っています
2006年12月21日
わがまま
わたしは自分の気持ちや人の気持ちが
わからなくなったら、ケアー病院で
心静かに死への時間を過ごすつもり
でした。
でも、今まで診てくれた先生達は
もう何も出来ません
この病院でもケアー病院でも
出す薬は同じです
だからこれからはケアー病院で
診てもらい、薬をもらってくださいと
何故、医者は患者を最後まで診て
くれないのでしょう
今のわたしは痛みを和らげる為だけに
薬をもらい飲んでるだけです。
急に具合が悪くなれば入院して
様子をみて退院するの
繰り返しです
患者が医者が変わる度にどんなに
不安な気持ちになるか
患者も医者を選べるというけど
本当のところ、違うとわたしは
おもいます
患者は医者は選べない
すがるしかないのです
不安を少しでもなくしてくれる
医者はいません
わがままでしょうか
ケアー病院に行きたくないということ
ケアー病院へいけばわたしの
辛さ、悲しさ、切なさを和らげて
くれるのでしょうか
わがままでしょうねわたしは
02:03 コメント(14) ページのトップへ
2006年12月23日
もう
今年ももうあと数日で終わります
今年はどんな年だっただろう
今年は一月二日から入院してた
お正月は病院で静かに過ごした
普段入院してる患者さんも
お正月はお家で過ごそうと
みんな外泊してる
だから病院は本当に静か過ぎる
医者も看護師も少ない
でもお正月もお盆もクリスマスも
年末も帰れない人も沢山いるのも
事実である
わたしも一年以上入院したときは
帰れなかった
六人部屋も一人部屋になる
寂しい日である
一月四日ごろになると
不思議とみんなただいまと帰ってくる
お帰りと言いながら
ごめんね留守番させてと言う
そしてまた変わりない治療の日々が
はじまる。
病院もクリスマスはケーキがでる
お正月はおせちとお雑煮
クリスマスは先生がサンタで
看護師さんと学生がキャンドルを
みんなにともす
楽しみの一つでもある
でもお正月は嫌です
年越しをして亡くなる人が多いから・・・
05:19 コメント(8) ページのトップへ
2006年12月24日
クリスマスイブ
ケーキはあまり食べれないの
だからショートケーキを
母とふたりで2個あればいい
一度に食べると気持ち悪くなるから
少しずつ食べます。
母にはプレゼント
セーターにしました。
この冬に着て貰うように
母は一言
どこに着ていけばいいのかな
何か寂しい言葉でした
ごめんね
どこにも連れて行けなくて
本当なら美味しいご飯でも食べに
行ければいいのですが・・・
寂しいおもいさせてごめんね
02:04 コメント(19) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-12-24 12:09
あたたかいセーターにこめられたぷうさんのあったかい気持ちがお母さんには何よりのプレゼントですね。母娘ふたりで味わうケーキ、世界一の味と思います。
2006年12月25日
友達
今日、友達がケーキを持って
尋ねてきてくれました
友達は大学の先輩で
父を預かってもらってるお寺の住職の
奥さんです。
嬉しかったです
この前尋ねてきてくれたときは
わたしが調子が悪くて、起きれず
逢えないでいました
母も彼女をしってるから
嬉しそうでした。
優しいね。
きっとケーキも買へにいくことが
出来ないとおもってくれて
感謝の気持ちです
彼女の心遣いにありがとうと言いたいです
ありがとう。
02:32 コメント(15) ページのトップへ
2006年12月27日
字が
いま、少し調子が悪いのです
吐き気が止まらない
しゃっくりが止まらない
字が書けないの
ぺんを落としてしまう
手に力が入らない
手が震えてる
なんだろうこの症状
手の振るえが止まらない
手を握り締めても力が入らない
だんだん眠くなってきた
ごめんねちょっと打てないので
ここで日記やめるね
03:04 コメント(32) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-12-27 11:35
無理は禁物。眠いときはゆっくりやすんで。よい眠りでありますように。目がさめたら、おかあさんとゆったりお話ししてね。
昨日は、一日冷たい雨で夜は雷でしたが、今日はとてもあたたかです。
2006年12月31日
ありがとう
沢山の人から
わたしは沢山の優しさ、暖かさ
沢山の励ましをいただきました
ありがとうございました
ここ少し調子の悪い日が続いてます
きょうは少し元気です
本当にありがとう
22:57 コメント(13) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2007-01-01 12:13)
新年おめでとうございます。ぷうさんからのありがとうがうれしいです。春庭からもありがとう。今年もよろしくねお母さんとぷうさんの2007年がこころゆたかな日々となりますように。
無理せず、体調みながらおすごしください
<つづく>
ぽかぽか春庭十二単日記>写文ぷうさんの日記(9)2006年11月ぷうさん日記
2006年11月01日
ひとり
わたしは友達なんか
いらない。
ひとりで生きていける。
友達付き合いはわずらわしいだけ
こんなこと
言う人がいます
そうかなあ
ひとりでは生きていけない
と思うけど
友達もいたほうがいいと
思うけど
本当は寂しい人なのね
寂しくてしょうがない人
愛情が薄いのでしょうか
わたしは友達がいなければ
生きていけない
友達がいたからこれまで
生きてこれた
いなければ
とうに死んでしまっていると思う
友達から
愛情、辛さ、悲しさ
楽しさ、嬉しい
幸せ、厳しさ、ほかにも沢山
もらうことができるから
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2006年11月02日
もう・・・
もう駄目かな
膝や足首の痛みも
ぜんぜん治らない
激痛がはしってばかりで
腰の痛さは相変わらず
起きてよりかかり
していられるのが15分と
もたない
痛みが耐えられず
横になるしかない
膝はがくがくで
座ってても
びんぼうゆすりをしている
みたい
トイレも今まで
這いながらいった
でも限界かな
枕もとにトイレをおくこと
まさかおむつは嫌だしね
意識があるのに
限界かな・・・
02:57 コメント(15) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-11-02 08:21
ぷうさん、おはようございます。
トイレまで行くのがつらいようになったら、部屋におくことも必要ね。
痛みがやわらぎますように
2006年11月03日
次から次
何故
次から次へと
嫌な、辛いことが
おきるのでしょう
こんなにからだ中が痛い思い
してるのに
神様は
何故試練を与えるのでしょう
神様は
何故こんなに虐めるのでしょう
神様は
何故、悲しい目にあわせるのでしょう
わたしをそんなにいじめたい
のでしょうか
一生懸命に生きて
いようとしているのに
人間はそんなに強くない
人間は弱いものです
神様はわたしに
もっと苦しみなさいと
言っているようです
何故ですか
03:09 コメント(10) ページのトップへ
2006年11月04日
毎日
こんな
毎日を何時まで続けるのでしょう
痛くて、歩けないから
家のなかに閉じこもり
外にも出れずに
部屋のなかから
外の工事を見てるだけ
誰かが尋ねてくるわけでもなく
誰から電話がくるわけでもなく
テレビをみても
音楽を聴いても
パソコンをしても
あたまから病気のことは
離れるはずもなく
何でこんな毎日なのか
生きていながら死んでるような
苦しい毎日
人と話すこともなく
ただ、ぼーと
時間が過ぎていく
こんな毎日を
いつまで続けるのか
生き殺しのような日々
死ぬまで抜け出すことが
できない
03:14 コメント(12) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-11-04 09:56
痛いと、いつも病気のことが頭から離れませんね。つらいことと思います。でも、ぷうさんはこうしてカフェのなかでことばを交わしあえる。ぼ~っと時間がすぎていくことがあってもいいよ。それも大事な生の時間。私たちがぷうさんの体の痛みをとることができないのは残念だけれど、ぷうさんは私たちの心の痛みをいやすことばを送り続けてくれる。ありがとう。
2006年11月05日
また
またでてきてしまいました
鬱病が
暗い気持ちの毎日で
ため息ばかり
痛みは激しくなるばかりで
生きてることが
こんなにも辛いものかと
こんなに苦しいものかと
こんな気持ちでいる自分が
悲しい
生きることがしんどいです
ごめんね
04:15 コメント(28) ページのトップへ
2006年11月08日
ごめんね
ごめんね
みなさんとお話するのは
本当に楽しくて嬉しいのに
何をする気力がなくて
お腹もすかない
眠ることもできない
ただ
ぼーとしてるだけです
これではいけないのは
わかっているのですが
駄目です
ごめんなさい
03:19 コメント(22) ページのトップへ
2006年11月10日
本当は
何故、何も気力がないのか
わかってるのです
新しい治療に対しての
不安が取れない
死ぬまでからだに麻酔を流し
続けること
背中の骨髄から管が通され
皮膚の下に通され
針がさすような
また違う痛みを感じて
行かなければならないこと
麻酔で頭がぼーとしてること
その不安が止まらないのです
みなさんが沢山励まして
下さるのに
元気だして、何時でも
飛んできてあげるよ
いくらでも声かけてあげるよ
こんな優しい言葉を
いただいているのに
悔しいです
03:58 コメント(12) ページのトップへ
2006年11月12日
日々
毎日が充実して納得できるような
日々が送れるように
わたしが毎日納得して
生きていける日々なんて
あるわけない
何事も不自由で
自分の思うようなこと
何一つできないのに
そんなこと
わたしに要求しても無理です
みなさんは
毎日、納得して充実な日々を
送ってますか
わたしは、
痛みに耐えていることだけしかない
いま以上にからだが動かなくなるのに
わたしに何を求めているのですか
わたしにどうしろというのですか
これ以上何をすればいいのですか
02:37 コメント(14) ページのトップへ
2006年11月14日
贅沢
少し
贅沢をしました。
今まで、布団を引いて寝てたのですが
起き上がるのが中々出来なくなり
リクライニングのベットを
買うことにしました
からだの向きを自由にかえることが
できるからです
起き上がるのも楽だしね
わたしにはすごい贅沢だけど
痛みには変えることが出来ないから
楽しみです。
贅沢って何でしょうか
01:35 コメント(1) ページのトップへ
贅沢
少し
贅沢をしました。
今まで、布団を引いて寝てたのですが
起き上がるのが中々出来なくなり
リクライニングのベットを
買うことにしました
からだの向きを自由にかえることが
できるからです
起き上がるのも楽だしね
わたしにはすごい贅沢だけど
痛みには変えることが出来ないから
楽しみです。
贅沢って何でしょうか
01:35 コメント(20) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-11-15 10:04
ベッドで少しでも快適な生活ができるようなら、とてもいいことですね。
東京都は、車いすやリクライニングベッドの貸し出しを行っていますが、長野では貸し出しがないのですね。体が不自由だったり病気だったりするとき、だれでも同じように福祉を利用できるといいのに、地域によって差がありますね。
2006年11月17日
しんどい
風邪をひいてしまいました
頭が痛くて、頭痛がひどいのです
あんなに気をつけていたのに
急に寒くなり、喉が痛いとおもい
次に日には鼻水な止まらない
体温調整ができないから
寒気があり熱もある
みなさんは大丈夫ですか
風邪ひいてないですか
気をつけてください
風邪も無理すると肺炎になるからね
01:42 コメント(14) ページのトップへ
2006年11月18日
限界
この頃、あまり食べることも
できない
体力が落ちてるのがよくわかる
すぐ疲れてしまう
起き上がってることが出来ない
癌が着実に進行してる
限界。
生きていたい。
まだ話すことたくさんあるのだから
死にたくない。
でも限界は必ずある
03:44 コメント(12) ページのトップへ
2006年11月19日
春なら
春なら
いま一番行きたいところ
動物園。
まだ歩くことができた頃
近くの動物園に行きました
平日の為か
閑散としていて静かで
動物ものんびりとして
行きたいなあ
動物園。
02:57 コメント(16) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-11-19 20:40
動物たちをみていると心がなごみますね。私も動物園大好き。ぷうさん、風邪、よくなりましたか。お大事にね。
2006年11月21日
約束
カフェの友人がパニック障害という
病気でいま一人でリハリビを
してます
ひとりで長い時間外に出掛けることも
できません
彼女はがんばって出掛けることが
できるようになったら
私に逢いにきてくれると
約束してくれました
何時になるかはわかりません
いま、わたしは疲れがひどく
食事もあまりできない
体力が落ちてることも
わかってます
病気が進んでいることも
だから彼女が逢いにきてくれるまで
わたしは生きていたいです
約束しました
わたしが逢いにいくまで生きて
いてほしいと
不安です
でも約束は守りたいです
だからわたしは生きていたいです
02:42 コメント(18) ページのトップへ
2006年11月22日
夢・・・
夢を見ました
この頃とても逢いたいと
おもっていた人です
好きな人
わたしの病気を知っていました
励まし、支えてくれた人
結婚をしようともいってくれた人
でも別れました
一緒になっても支えてあげることが
できない
子供も産むことも出来ない
それに相手の母親の反対もあり
別れました
自然に何も言わないまま
懐かしくて、逢いたいと
おもってた
夢で逢うことができました
わたしはそれで十分です
18:05 コメント(14) ページのトップへ
2006年11月24日
冬の日
年の終わりに近づくと
何故か寂しくなります
クリスマスも年越しもお正月も
楽しくない
寂しさがこころにたまる
毎年、今年も生きていれたねと
来年はどうだろう
体が段々動けなくなってる
体力も精神力もおちてる
今年も1月2日に救急車で入院
お正月は病院にいた
静まりかえった病院は
寂しくて・・・
雪が降ると外にでることさえ
できない
免疫力のないわたしは寒さに弱い
冬は寂しい日が続く
01:49 コメント(13) ページのトップへ
2006年11月25日
花火
昨日23日は長野市で一番大きい
花火大会がありました
家の中で花火の音を聞いてました
家が振動で地震がきたみたいでした
今、風邪をひいてるのですが
母がつまらないでしょうと
暖かくして少しだけ
外にでて見ようかといってくれました
綺麗でした
花火はなんであんなに綺麗なのでしょう
この前見たときは病院のべットの上
でした
そのときも綺麗だったこと
覚えてます
来年は見れるでしょうか
寒さが身に凍みました
02:41 コメント(15) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-11-25 16:01
風邪、早くなおるといいね。
花火、きれいだったでしょうね。家の中に新道が伝わるくらい近くでの打ち上げなら、きっと空いっぱいにひろがる見事な花火だったでしょうね。お母さんといっしょにみることができて、ほんとうによかった。一瞬で消えてしまう花火だけれど、いつまでも心に残ります。また来年の花火をお母さんといっしょに見たいね。
2006年11月27日
老いた
この頃、歳老いた母を見てると
悲しくなります
歳をとれば、誰でもぼけたり物忘れを
したりすることは当たり前なのですが
買物しすぎだよといっても
食べるもの何もないという
わたしが痛みをいうと
何故痛いの
どこが痛いのという
母と二人で生きていかなくては
ならないわたしは不安でしょうがない
わたしの世話も家事も出来なくなれば
どうやって生きていけばいいのだろう
そう遠くないその日がくること
誰も面倒をみてくれる人がいない
二人で一緒に死を見つめるしか
ないのでしょう
悲しくて涙がでます
少しでも長生きしてほしいです
元気でいてほしいです
悲しいです
02:56 コメント(12) ページのトップへ
2006年11月28日
幻覚
この頃よく幻覚を見ることが多い
置いてある物が動いたり
天井に何か見えたり
ありえない音を聞いたり
いつもいくつもの事を
考える性格で
これは昔から治らない
人と話してても
違うことを常に考えている
不安という恐怖感がある
何かに怯えて
自分でかかえきれないことの不安
眠れない不安
食べられない不安
痛みに耐えられない不安
死への不安
生きることの不安
沢山ありすぎて
誰にでもあるのだろうが
怖いです
03:28 コメント(11) ページのトップへ
2006年11月29日
決意
明日「今日」かな
病院にいってきます
新しい治療をするため
先生とお話をしてきます
この治療で痛みはなくなりません
痛みが今より和らぐかは
してみないとわかりません
もう腰から下は硬直してしまうことは
さけられないことです
いま以上に不自由になること
後悔しない為にも
大変ですが治療を受けたいと
思います
心臓がドキドキしてます
眠れません
明日が少しでも暖かい日で
あることを願ってます
03:18 コメント(15) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-11-29 09:34
新しい治療、不安も大きいですよね。先生とよく話し合って、少しでもよい状態になるように、痛みがおさまるように。
2006年11月30日
辛い
病院にいってきました
辛いです
今度しようとしてた治療も駄目に
なりました
骨髄の損傷が脊髄まできてました
下半身麻痺だそうです
ここまできてしまうと
麻酔をかけても痛みは止まらない
ききめがない
何の効果もないということです
こんなにひどく体中に
広まってるとは思わなかったと
だから激痛がひどくおこっていたと
レントゲンの写真を見て
こんなに骨が潰れているとは
早いうちに麻痺します
下半身は動かなくなるでしょうと
言われてしまいました
薬がまた増えました
前回の治療
骨に穴を開けた
効果なかったねと
麻痺してしまうこと怖いです
辛いです
もうどうにもならない
後どれだけ生きれるだろう
04:45 コメント(20) ページのトップへ
<つづく>
2012/02/15
ぽかぽか春庭十二単日記>写文ぷうさんの日記(10)2006年12月ぷうさん日記
2006年12月02日
過去
過去の嫌な思い
忘れようとしてた
でもまた忘れられないような
出来事が
忘れたいのに忘れさせてくれない
何故そんなにわたしを
苦しめるのでしょう
穏やかな生活がしたい
苦しい辛い生活をしてるのに
死ねということでしょうか
わたしは生きていてはいけない
のでしょうか
短い命だといってるのに
それでも生きていることは
許されないのでしょうか
わたしはそんなに悪いこと
したのでしょうか
これ以上苦しめないでください
大切なものとらないでください
03:16 コメント(17) ページのトップへ
2006年12月03日
過去
忘れたい過去
父方の身内とは縁が切れてる状態です
まだ父が生きていたころ
わたしも病気が発覚して
辛い、苦しいとき
助けていただいたことが
あります
散々、私たち家族を虐められてきた
だから縁をきった
少し助けていただいたことには
本当に感謝してる
でも父が亡くなってからは
音信不通になった
健康で病気もしてない人が
助けてくれといってきた
あの時といまの状態も状況も
違う
働くこともできない
寝たきりのわたしは
母と二人で生きていくにも
やっとの生活
感謝はしてるけど
助けることなんてできない
わたしと母に死ねと言われて
いるようなものです
虐められ傷つけられ
いまになって言われても
いまどんな状態にいるかも
知らないのに
助けられない
わたしのわがままかもしれない
でも無理なものは無理
生きてるだけでせいいっぱい
いつ死んでしまうかわからない
忘れたい過去なのに
わたしのおもいいけないでしょうか
22:07 コメント(16) ページのトップへ
2006年12月05日
楽しい
虐め、嫌がらせをして
楽しいですか
人を傷つけ、自分も傷ついて
裕福な人も、貧乏な人も
健康な人も、病気な人も
一生懸命生きていかなければ
いけないのに
大切に生きていかなくては
いけないのに
そんな虐めや嫌がらせばかりしてて
時間がもったいなくないですか
一日がおしくないですか
今日はいい日でした
なんて言えますか
時間もお金もないわたしには
そんな過ごしかた
できません
人を傷つけたら自分も傷つくのです
悲しいです
切ないです
止めましょう
03:24 コメント(11) ページのトップへ
2006年12月06日
歳をとると・・・
母はも81歳です
病気はしてないけど
足が痛いと言いいます
ぼけはないと思うけど
直ぐ忘れてしまいます
何度も同じ話をします
こんなにぼけてもう駄目だねと
言います
わたしは母に面倒を見てもらってます
本当ならわたしが見てあげなければ
いけないのに
母の寝顔を見てると
涙がでて止まりません
こんなに苦労させて
切ないです
健康なら、病気になんてならなければ
いつまでも長生きしてほしいです
わたしは親不孝です
02:34 コメント(14) ページのトップへ
2006年12月07日
神様
神様は何故病気の人を作るのでしょう
どうやって決めるのでしょう
この人は健康でと
この人は病気でと
何故わたしは病気の人に
選ばれたのでしょう
神様に嫌われる何か
悪いことしたのでしょうか
病気が憎いです
癌が憎いです
同じ病気でも
この人は完治して
この人は完治できない
そんな不公平なこと
病気に完治できない人は
死ぬまで苦しむ
神様は病気をどう与えるのでしょう
悲しいです
涙が出るほど悲しいです
04:12 コメント(15) ページのトップへ
2006年12月08日
お風呂
わたしはお風呂が大好きです
日に2回は入ってました
でも寝たきりの状態になり
お風呂を入るのにどんなに大変なこと
母にいれてもらうことなんて
とても出来ない
逆に母が入るときは見ていて
上げなければなりません
でもそれもできません
本当は毎日お風呂に入りたい
でも誰かの手をかりないと入れません
久しぶりに母と二人で入りました
そして母の背中を流してあげました
体は動かないけど
手が動くから、湯船に入りながら
小さい背中でした
涙が止まりませんでした
心配や苦労ばかりかけて
こんなに小さくなってしまって
ごめんねお母さん
03:32 コメント(12) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-12-08 08:20
いっしょに入って、いっしょにあったまれたのね。お母さんの心もいっぱいあったまったと思います。
2006年12月09日
怖い
変なメールがきました
知らない人で
文面が何もないの
何通も
嫌がらせかな
怖いです
ぷうさんという名前はしってる
でもメールアドレスは
どうしてわかったのだろう
嫌な世の中になってしまいました
02:52 コメント(14) ページのトップへ
2006年12月10日
うれしい
嬉しいことがありました
お友達からカステラが届きました
甘いものが食べたいなあと
思ってたのです
一度に沢山は食べれないけど
楽しみです
ありがとう嬉しいです
03:12 コメント(30) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-12-10 10:04
友達の心がうれしい甘さですね。私も甘いもの大好き。やわらかくてふわふわであま~いカステラ、楽しんでね
2006年12月15日
また
11日にまた前と同じように
吐き気、頭痛、で胃潰瘍、十二指腸潰瘍のために、救急車で入院してしまいました
嘔吐と下痢が止まらず、前回のように
またなってしまいました
日記が更新できずごめんなさい
入院中に色々ありました
辛いです
23:24 コメント(20) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-12-16 00:44
とても心配でした。下痢と嘔吐、つらかったですね。どうぞ、回復が順調でありますように。
2006年12月17日
不安
今回の入院で前と同じ症状でしたが
癌が骨の細胞を破壊して頭の骨から
カルシュウムが不足して吐き気が
でました
脊髄の骨までがもう潰れていました
今は痛みをどうにか和らげようと
してる治療です。
麻痺をするのは早いうちになると
そこでもうこの病院では治療が出来ない
後ははケアー病院での治療に変えるしか
ないと言われてしまいました
今まで、信頼してきた医者が変わるのは
不安です
今度の病院の先生も知らないわけではない
ですが、でも癌の治療ももう出来ない
後は痛みを抑えられるように
していくしかない
ケアー病院は死に向かうために
精神的、肉体的に心のケアーをするのです
癌が私の体の細胞、骨を壊しているのが
改めて、言われてしまいました。
治療法がない患者は最後はおだやかに
過ごせるようにするだけなのです
辛いです。切ないです。悲しいです。
病気が癌が憎いです。
00:47 コメント(18) ページのトップへ
2006年12月18日
ごめんね
ここ、毎日の寒さで調子が悪くて
日記が書けずにいました
意識があるままに、ケアー病院でからだとこころの痛みを和らげてもらってくださいと言われて、今までの医者に見離されてしまったのだなあと思いました
涙が止まりませんでした
もう、手のほどこしようがないと
こころが潰れないように、
優しくしてもらいなさいと
どんなに優しくされても
痛みはとまりません
癌はなくなりません
こんなならもうぼけて何もわからない状態のほうがよかったのかもとおもいます
悔しくて、切なくて、悲しくて
薬の量を増やすだけで
新しい治療も薬もない
何故癌になんてなってしまったのでしょう
何故、こんなからだになってしまったのでしょう
人の人生は平等ではないけど
でも辛すぎる。
不公平すぎる。
23:17 コメント(17) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-12-19 20:56
ただただ、祈っています。ぷうさんの痛みがやわらぎますように。お母さんの体調もよいように、長野の寒さが厳しくないように。いつもいつも祈っています
2006年12月21日
わがまま
わたしは自分の気持ちや人の気持ちが
わからなくなったら、ケアー病院で
心静かに死への時間を過ごすつもり
でした。
でも、今まで診てくれた先生達は
もう何も出来ません
この病院でもケアー病院でも
出す薬は同じです
だからこれからはケアー病院で
診てもらい、薬をもらってくださいと
何故、医者は患者を最後まで診て
くれないのでしょう
今のわたしは痛みを和らげる為だけに
薬をもらい飲んでるだけです。
急に具合が悪くなれば入院して
様子をみて退院するの
繰り返しです
患者が医者が変わる度にどんなに
不安な気持ちになるか
患者も医者を選べるというけど
本当のところ、違うとわたしは
おもいます
患者は医者は選べない
すがるしかないのです
不安を少しでもなくしてくれる
医者はいません
わがままでしょうか
ケアー病院に行きたくないということ
ケアー病院へいけばわたしの
辛さ、悲しさ、切なさを和らげて
くれるのでしょうか
わがままでしょうねわたしは
02:03 コメント(14) ページのトップへ
2006年12月23日
もう
今年ももうあと数日で終わります
今年はどんな年だっただろう
今年は一月二日から入院してた
お正月は病院で静かに過ごした
普段入院してる患者さんも
お正月はお家で過ごそうと
みんな外泊してる
だから病院は本当に静か過ぎる
医者も看護師も少ない
でもお正月もお盆もクリスマスも
年末も帰れない人も沢山いるのも
事実である
わたしも一年以上入院したときは
帰れなかった
六人部屋も一人部屋になる
寂しい日である
一月四日ごろになると
不思議とみんなただいまと帰ってくる
お帰りと言いながら
ごめんね留守番させてと言う
そしてまた変わりない治療の日々が
はじまる。
病院もクリスマスはケーキがでる
お正月はおせちとお雑煮
クリスマスは先生がサンタで
看護師さんと学生がキャンドルを
みんなにともす
楽しみの一つでもある
でもお正月は嫌です
年越しをして亡くなる人が多いから・・・
05:19 コメント(8) ページのトップへ
2006年12月24日
クリスマスイブ
ケーキはあまり食べれないの
だからショートケーキを
母とふたりで2個あればいい
一度に食べると気持ち悪くなるから
少しずつ食べます。
母にはプレゼント
セーターにしました。
この冬に着て貰うように
母は一言
どこに着ていけばいいのかな
何か寂しい言葉でした
ごめんね
どこにも連れて行けなくて
本当なら美味しいご飯でも食べに
行ければいいのですが・・・
寂しいおもいさせてごめんね
02:04 コメント(19) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-12-24 12:09
あたたかいセーターにこめられたぷうさんのあったかい気持ちがお母さんには何よりのプレゼントですね。母娘ふたりで味わうケーキ、世界一の味と思います。
2006年12月25日
友達
今日、友達がケーキを持って
尋ねてきてくれました
友達は大学の先輩で
父を預かってもらってるお寺の住職の
奥さんです。
嬉しかったです
この前尋ねてきてくれたときは
わたしが調子が悪くて、起きれず
逢えないでいました
母も彼女をしってるから
嬉しそうでした。
優しいね。
きっとケーキも買へにいくことが
出来ないとおもってくれて
感謝の気持ちです
彼女の心遣いにありがとうと言いたいです
ありがとう。
02:32 コメント(15) ページのトップへ
2006年12月27日
字が
いま、少し調子が悪いのです
吐き気が止まらない
しゃっくりが止まらない
字が書けないの
ぺんを落としてしまう
手に力が入らない
手が震えてる
なんだろうこの症状
手の振るえが止まらない
手を握り締めても力が入らない
だんだん眠くなってきた
ごめんねちょっと打てないので
ここで日記やめるね
03:04 コメント(32) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2006-12-27 11:35
無理は禁物。眠いときはゆっくりやすんで。よい眠りでありますように。目がさめたら、おかあさんとゆったりお話ししてね。
昨日は、一日冷たい雨で夜は雷でしたが、今日はとてもあたたかです。
2006年12月31日
ありがとう
沢山の人から
わたしは沢山の優しさ、暖かさ
沢山の励ましをいただきました
ありがとうございました
ここ少し調子の悪い日が続いてます
きょうは少し元気です
本当にありがとう
22:57 コメント(13) ページのトップへ
投稿者:haruniwa(2007-01-01 12:13)
新年おめでとうございます。ぷうさんからのありがとうがうれしいです。春庭からもありがとう。今年もよろしくねお母さんとぷうさんの2007年がこころゆたかな日々となりますように。
無理せず、体調みながらおすごしください
<つづく>