KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

月例会・池袋

2012年09月02日 | 俳句
天気 午前午後雷雨あり

昨日と同じく「ところにより雷雨」の予報。11時ごろから激しい雨が降り出して、正午には出かけねばならないので心配になった。駅まで徒歩5分もかからないが、傘も役に立たないような降りよう、まさか長靴を履いて都心へ行く訳にもいかないし・・と思ったら、出る時間にはぴたりと止んでくれた。
今日は、1年半ぶりで改装なった都の芸術劇場の一室が会場。駅から近いし使い慣れているし、これからはここが中心?と思ったら、今後は演劇や音楽活動中心にしか貸さないのだそうだ。がっかり。「劇場」と名があるから仕方ないとはいえ・・・

今日の句会、自分の句は主宰の特選もあってまずまずだったけれど、ちょっと気になることがあって楽しめなかった。
参加者約60人、5句ずつ出句。その句の中に誤字がとっても目立った。
わが結社は、句作には歴史的仮名遣いで、と決まりがある。それのめちゃくちゃな句が目立った。さらに、清記用紙への転記を間違えていたり・・私の句も、てにをはを間違えられていた。おまけに、亀の「すっぽん」のような撥音は「すつぽん」と表記するところを「すっぽん」となっている句が多く。作者の間違いか、転記者の間違いか。
それぞれの小さな句会では、表記の間違いは先輩から指摘される。誤字は、どんなに良い句でも選ばない、という人も居る。間違いを仲間から指摘されるのは恥ずかしいから、初心者の頃、私は必至で苦手な古文を勉強したものだ。
少人数の句会にあまり参加していない人は、そういうことに無頓着なのかなあ、とも。

帰路、我が家の駅を下りたらまたもや豪雨。一歩歩いただけでもずぶ濡れになりそうな。少し小止みになるまで駅に隣接のスーパーで時間を潰したが、お腹もすいてきたし・・とまだ降っている雨へ思い切って飛び出した。
傘があっても下半身はずぶ濡れ。舗道の水溜まりで靴の中まで浸水してしまい・・さんざんだった。

稲妻や遠きビル街墓標めき  KUMI
コメント (4)
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