秋の蝉

天気　晴

朝から夕暮れまで、まだまだ蝉の声があふれている。夜には虫がよく鳴くようになった。
ベランダに、生まれたばかりらしい蝉が飛び込んでくる。ベランダの下には結構大きな木が並んでいて、蝉時雨を見下ろすかたち。その木に止まればゆったりと命を満喫できるのに・・なぜ、高いところまで飛んできてしまうのだろう？
ベランダで鳴かれると、ＴＶの音が消されるくらいうるさい。来る蝉は油蝉ばかりだ。追い出すほかはない。
今日は、捕まえてみた。ジイジイと「抵抗」するけれど結構可愛い。右手で捕まえて左手でパチリ。

壁に止まれず、ぶち当たって墜落して、ひっくり返ったままもがいている蝉も居る。蝉というのはひっくり返ってしまうと自力では元へ戻れないらしい。ベランダで死なれては困るので、それも助けて放り投げてやる。
短い命、まっとうして欲しいもの。

今日も「ところにより雷雨」の予報だった。が、未明に降っただけで朝からは晴れていた。「ところによらなかった」だけかもしれないが。午後は降るかも、と思い午前のうちにリハビリ通院。雲の切れ間の空は、すっかり秋だ。

駅前の交番裏のゑのこ草　　KUMI