KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ここは被災の地

2014年09月06日 | 旅行
天気 晴たり曇ったり夜雷雨

相変わらずすっきりしないお天気。おまけに蒸し暑い。
昨日の写真を整理したり、明日の句会の用意をしたり・・

昨日の続き。
「西湖いやしの里根場」は、昭和41年に大規模土砂災害で集落が埋もれ、200名以上も犠牲者の出た地。今の広島の惨事よりも大きかった。当時のことは関東ではかなり報道されたし、その翌年だったか西湖へドライブに行ったときは、まだ西湖の北側の道路は封鎖されたままだったのを覚えている。

富士山に真向う、みごとな茅葺の里だったのだ。
それを復元して、歴史の伝承と観光資源に、と河口湖町が始めたのが「いやしの里」。
2006年に開園し、その後も復元工事が2010年まで続いていた。(町のHPかから引用)
悲劇の惨状は、園内の復元民家に資料館として残っている。

秋の花が咲き乱れた坂道を登る。






復元住宅は21戸、そのすべてが、資料館のほか、民芸や工芸、土地のお土産、食事処、などになっていて、でも観光客に媚びる風情を殺しているので心地良い。





で、富士山は見えなくて・・


見えればこんな風景・・9月末に行った4年前のもの。


ここの蕎麦が絶品だ。私は蕎麦は好物ではないから、蕎麦の不味い旨い、が良く解る。本当に美味しくて、近くを通ったら蕎麦のためだけでも、また行きたくなる。


狭い店内、休日はきっと、大混雑になりそうだ。

秋水の水車廻して迸る  KUMI
コメント (6)
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