防災の日

天気　雨

今日が関東大震災のあった日、と言っても、平成になってから大災害が続いたので、ひとの記憶からは遠のいたかもしれない。
私には、経験者の母から話を聞いているのでかなり近いことのように思えるのだが・・人間が古くなったのだろうか。

写真は、近くの都立公園にある井戸。市が作ったもので市内の他の公園にもこの井戸が設置されている。わが家のすぐ近くの公園にもある。ちなみに、街灯はソーラーパネルで灯している。

名水の湧く地なので、地下水は豊富。でも都市化が進んでいるからほっておけばそれも枯渇してしまう。「浸透桝」を普通の家の庭や、あちこちに造り地下へ水を溜めるようにしている。
このポンプ井戸は普段も自由に使える。というか、使った方が良いのだそうだ。出した水はまた地下へ戻る。地下水なので、ポンプを押し続けると冷たい水が出てくる。夏はジョギングのひとが顔を洗ったり、散歩の犬に水浴びをさせたり・・子供が水遊びをしていたり。
無論、震災になれば、ここに市民の列が出来るかもしれない。煮沸しなければ飲めないけれど、生活用水になる水が近くにある、というのは心強い。

雨音に暮れたる二百十日かな　　KUMI