天気 晴
関西から中国・四国地方の梅雨末期の大雨被害は大変なことになっていて、未曽有の・・と呼ぶことになりそうだ。そんな日、申し訳ないように梅雨に関係のない東京下町はどんよりながらさして暑くもない吟行日和だった。
隔月の吟行句会で向島へ。
到着がちょっと遅れて、緑一色の百花園、これをどうしよう、と戸惑うほどの草庭の繁りようだった。
花も、紫陽花の咲き残りから秋草の咲き始めまで色々。何を中心に見て良いやら解らなくなってしまった。

萩のトンネルも今年は育ちが良いようで、9月の吟行が楽しみになる。

いちばん私の気持を惹いたのが山百合。百花園は原則日本の花しか咲かせないので、百合はこの山百合と小鬼百合だけしかない。数本の山百合の香は、西洋の百合とはまた違い、私の大好きな香なのだ。下の写真は小鬼百合。


6人といういつもより少ない参加者、でも仲間の句を見て、あら見落とした、というものがたくさんあった。吟行句会は季語の勉強になる。
ふるさとの香よ山百合に佇めば KUMI