KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

鏡開き

2021年01月11日 | 俳句
おやつに、今日はお汁粉が出た。あら珍しい・・鏡開きも意識してくれるのだ、と少し嬉しかった。お汁粉、といったって薄い漉し餡に餅ではなく白玉に近い団子が2個。元日の「見た目はお餅でも米粉の麩」みたいな餅よりは、白玉に近い、の方が嬉しい。
鏡開き、子供時代には本当に鏡餅をお汁粉にした。家で搗いていたので、大きな鏡餅だった。今だったら、11日まで飾っていたらカビだらけになるが、当時は、東京よりも暖かい房総に住んでいたのに、カビはあまり生えなかった。カビの部分は削っていたかもしれない。それだけ室内でも寒かった訳で。お汁粉で残った餅は細かく金鎚で砕き、揚げておかきにした。

昔のことばかり書くようになるのはイヤ、と避けていたものの、一ヶ月の家籠りが始まったばかりで、もう書くことが何もない。書けば愚痴ばかりになりそう。

一休み。コロナがなければ整体治療のあとで寄ったと思う庭園の、ロウバイ。6年前。


この三連休、都知事は「不要不急の外出はせずに家庭で過ごすよう」と言ったのだが・・若い都民の多くが、勘違いをしているのだそうだ。飲食店の営業時間を8時までに短縮した。不要不急の外出は、その飲食店の閉店後の外出、という解釈をしたらしい。だから街に繰り出した若者の話は「店が開いているから昼間だけ来てみました、夜は帰って家で過ごします」って・・だから、収まる日の来ないコロナの暴走が続く。
某総理は記者会見で「どのような状況だったら宣言の延長をしますか」というような質問に「予測はすべきではない」みたいな答え。TV見ていて、私でさえ、そりゃないでしょ、と叫んでいた。どんな素人が考えても一ヶ月で収まる筈がない。週平均500人の感染になったら・・という噂があるけれど。最悪を見通して答えるのが指導者ではないの? 全国へコロナウィルスをばら撒いた責任は、どうなるの?

首都圏では医療はすでに崩壊し、自宅療養でほったらかしの感染者続出、保健所は仕事が追い付かないから患者を放棄。重症者用ベッドがもう限界・・これ、ロンドンの話ではなく今の東京の話です。
なんか、ため息が出るだけだ。そんな事実をよそに街を楽しんでいる連中に「何とかして~~」と叫びたくなる。
 
父の役鏡開きの餅へ鎚  KUMI 
コメント (6)
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