KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

大寒の空

2021年01月20日 | 俳句
天気 晴 

大寒、という寒中のこの日は、毎年、晴天になるような気がする。閉じ込めの身は不要不急の用はないので、今日も外へ出ず。部屋から空を眺めるばかりで。ちなみに「寒」は寒の入りから立春前(節分)までの1ヶ月のこと。
  大寒の一戸も隠れなき故郷  龍太
私の大好きな句。山国甲斐の山里の、寒々とした集落とアルプスの白い山並みが見えてくる。
大寒の写真を探していたら、15年前の寒林のこんな写真が出てきた。


寒い、乾燥している・・ウィルスは減らない。
ということであまり感染者も減らないようだ。ちょうど2週間前を反映するらしいから、そろそろ緊急事態宣言の出た日あたりから、ということになるけれど・・あまり効果なし、ということかもしれない。最近は、65歳以上の高齢者の割合が増えている気がする。家族から直接感染するのか、入院・入所者のクラスターなのか、1000人越えの感染者では良く解らない。
とにかく緊張しながら毎日を過ごすしかない。

最近、話題になって興味を持ったことば。「黙食」
カレー屋さんがお客に要請するために作ったのだそうで。そうです、「孤食」で「黙食」で「早食」すれば周囲にコロナ感染させる心配は全くないのだ。でも「早食」は体に良くないかもしれない。外食をまるで罪、という風潮は飲食店に気の毒だ。
孤食と黙食のススメ、はどうだろう?無論大勢で楽しく食事するのが理想かもしれないが、私はここの食堂でずっと、孤食・黙食を続けていた。目の前に人が居るにも関わらず。
それを思えば、レストランに一人で入り、一人で黙々と食べるのって、決して寂しくはない。「そんなこと、ずっと実行してるよ」という独身者や一人暮らし老人がたくさん居るだろう。寂しいことはない、それがトレンド(流行)なのですよ、と若い人に広めたら?

大寒の空瑕瑾なく晴れわたり   KUMI
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする