KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

春の葉牡丹

2021年02月26日 | 俳句
春の色
天気 曇
 
アレルギーの点眼薬がなくなってしまった。曇天の寒い日で、せっかく眼科へ行けるのに・・という気分。でも、あまり出かけないとはいえ花粉症の季節に頻繁に使う眼薬のないのは不安だ。仕方なく、9時半ごろ出かけることに。
近くの学習塾を囲むように植えてあるこの葉牡丹、かなり育っていて、春の色合いを増して来た。もうすぐ花が咲くかも。ここの葉牡丹は、花の咲くまで植えたままにしていて、その茎立の花を見るのも楽しみだ。
 
終って、堂々と買い物に寄ることにした。要は職員も「見ぬふり」した方が入所者のため、と理解したようで。出かける時、玄関で「KUMIさん、昼食までに帰りますか」と訊かれたのだ。「無論、帰りますよ」と応えたけれど・・眼科は徒歩10分ほどの所。10時前に到着すれば、どんなに混んでいても往復2時間はかからない。ウフフ・・帰りに買い物に寄ることを想定している、と思った。
 
久々に本屋へも寄り、少しだけスーパーで買い物。今日はずっと買いたかった「苺」を思い切って買ってしまった。



今年になってから全く食べていない。食事には、一度も出たことがないし。生の果物は、オレンジと酸っぱいキウイしか出ない。たま~にバナナ半本。苺なぞ、夢だと解った。ま、傷みやすいので難しいのだろう。
売場の大半は、とちおとめ。でも、思い切って大粒の美味しそうな、ちょっとお高めのものを選んだ。佐賀県産の「いちごさん」という名前だった。近くで採れたものの方が新鮮で美味しいかな?と思ったが、たまにはいいか、何しろお金なんてあまり使っていないし・・
味が濃くてなかなか美味しかった。一日ではとても食べきれない。味は落ちるけれど半分は冷蔵庫へ。部屋には涼しい場所なぞないので果物はすぐに傷む。
 
足利の山火事は、もう、5日間燃え続けている。足利は栃木県とはいえ群馬の隣で、赤城颪と言われる空っ風の名所のようなところだ。乾燥注意報の出ている中、こちらも空っ風は吹いているが、上州(群馬)名物の空っ風は、今風に言えば「ハンパない」。強さと乾いた冷たさ。冬の畑からの土埃も「ハンパない」火事がその風に煽られてはたまらない。
数年前まで、若い句仲間が足利に住んでいて、東武電車で日曜の吟行に参加してくれていた。彼の家は山に近いのか遠いのか・・一度、吟行句会を足利で開いたが、日帰りで行くにはわが家からは遠くて参加しなかった。
まだ何日かは、雨が降らないのだそうだ。街まで火の手が移らないことを祈るしかない。
 
鎖(とざ)されしままの鉄扉や花を待つ  KUMI
 
(去年は花見時期に閉鎖、今も閉鎖の昭和記念公園を思って)
コメント (6)
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