KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

春の先駆け

2021年02月19日 | 俳句
天気 晴 

写真は、黄梅(オウバイ・迎春花)。去年は見に行かなかったが、お寺さんの境内と、ご近所の家の塀と、咲く所を二か所知っている。春いちばんに咲くので「迎春花」と言うのだそうだ。梅の方が早い? でも梅は樹木なので、分けて考えるのだろうか。10年以上前に撮ったもの。枝垂れ咲くので、膝くらいの高さの撮影となり結構苦労している。
今年は春が早いらしい。でも、安定した春の陽気になるのは何時のことやら・・去年も満開の桜に雪が積もったし。

朝、用のない日は1階の廊下とラウンジと食堂をグルグルと2000歩あるく。9時ごろ、事務所内で朝の引継ぎと打ち合わせをいているので殆ど誰も居ない。
外はまだ、駅へ向かう人がちらほらと。そんな人たちをレースのカーテン越しに眺めて。


真っすぐ歩ける距離が短いので目まいはしてくるし何とも情けない気分。あと3日で禁止令は解けるはず・・と言い聞かせながら。

不思議に思うこと。誰も歩く人が居ない。1階のラウンジにはリハビリ用のバーが備えてあるので、少しでも歩ける人は、ここでリハビリをして機能を保たねばならない筈。でも、歩行訓練をしている人を見たことがない。車椅子で食堂へ来る人でも、掴まり立ちの出来る人も居る。認知症の人でも、歩けるうちに訓練しておかなくてはどんどん歩けなくなる・・
と思っても、誰も居ない。入居費用の中にリハビリ機能まではないので、介護保険の対象になっている人は、外部の介護士や理学療法士に依頼は出来る。そうしている人も居るけれど、この場所を使っている人は見たことがない。不思議・・
コロナのない頃は、家族と外へ散歩に出たり、家族の付き添いでのリハビリが出来たらしい。でも今は家族の立ち入り禁止なので、何とか、専門家に依頼してでも機能低下を防がないと・・

と、私が心配することではないけれど、心配になってしまう。ケアマネさんは施設の外出禁止令での雑用で忙しそう。支援機能が低下している。要介護ではない私は私で、自分の機能低下防止は自分で考えるしかない。
あと2日。怖いので延期の有無は聴けない。何も言わないから「解除」になるのだろう。東京の感染確認者数は減ってはいるものの300人台で下げ止まり。このあたりはもう10万人に1人ペースなのだから、いいでしょ。

春めくや心病むひと歩を早め  KUMI
コメント (6)
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