KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

懐かしのミツバツツジ

2021年05月01日 | 俳句
天気 晴のち曇のち雨

写真は、3年前の4月終わり、墓参の帰路に寄った富士山麓鳴沢村のミツバツツジの群落から。年によって違うが、大体連休の前が連休中に見ごろとなる。富士の溶岩の上に咲く。






ちょうど、富士桜の可愛い花も咲いていて、この年は運よくちょうど見ごろに行くことが出来た。富士桜は名前に似合わずとても小さい。木も大きくはならないようだ。

ちなみに、ここからの富士山は大きくて素晴らしいのだが、この日は曇ってしまい見えなかった。

義父母の命日が4月と5月なので、春のお彼岸の墓参は行かず、大体、連休の前後の都合の良い日に行くことにしていた。義父59歳・義母54歳で亡くなったので、墓参も、だんだん遊山がてらになっていった。義父が亡くなる寸前に決めた墓所なので、遠いから、と文句も言えなかった。高速道が今ほどは整備されていなかったものの、当時でも日帰り圏だったし。今は、行楽時の渋滞がなければ片道1時間半くらいで行ける。

結局この日が、夫にとって春の墓参の最後になった。遠出はいつもレンタカーになっていたが、後期高齢者になっても運転に不安は感じなかった。
最後の墓参は、この年の秋の彼岸で、まさか、その約1年後に夫が墓に入るとは思っていなかった。もっとも、墓参のたびに私はこれが最後になるかも(私自身が)、と思ったものだ。
コロナがなければ友人に車をお願いして、ミツバツツジを見ながらの墓参を出来たのに・・もう一度、この風景を見ることは出来るやら。
せめて、秋の夫の三回忌には行けるだろうか。コロナは収まっても、私の体調が無理になっていたりして。人生、うまく回らないもの。

五月来るソーラーパネル輝かせ  KUMI
コメント (4)
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