天気 曇
相変わらずの梅雨のような空の一日、不要不急ではない買い物があるので開店早々のドラッグストアへ。週末は、昼間になると階下のスーパー食品売り場よりも混雑する。湿布薬やら歯ブラシ、化粧水・・色々と必需品の買い物が溜まっていた。
今、町のサツキが見ごろ。市道の歩道やら施設の前やら、駅前広場、などなどあちこちに植えてある。なぜサツキが市の花なのかは??のまま。去年は緊急事態宣言で市道などの除草作業もすべて中止になって、雑草が目立ち見苦しかった。今年はどうなのだろう?散歩に出ないので解らない。
駅前の市の施設の周りは、今年は綺麗になっていた。
近所のマンションの玄関。ここはなぜか咲き揃っていない。
サツキとツツジの違いは?と、よく聞かれる。サツキもツツジ(躑躅)の一種、咲く時季が違うのと、花はツツジの方が大きい場合が多い。とにかく、4月に咲くのがツツジ、5月の終わりから6月に咲くのがサツキ、と覚えていればおおよそ問題がない。皐月(旧暦5月、新暦の6月)に咲くからサツキ、なのだろう。
でも、杜鵑花、とも書く。杜鵑(ホトトギス)がしきりに鳴きだす頃に咲くから、という当て字なのだが・・なぜか、俳句ではこの字を使うことが多い。これが、俳句初心者を悩ませる。
和名の花はまあまあの知識のあった私も、俳句を始めた頃、この字の句が出てきて困ったことがある。ホトトギス草の花、というのは知っていたので「花」とついてホトトギスの花だろう、と思ったが、ホトトギス、と読んでも字余りになる句。その時に、サツキ、と覚えた。
ところで・・躑躅、も、俳句を始める前は読めても書けない漢字だった。
ツツジの句は難しいのでほぼ作らないから、今もよく考えないと書けないかも。ちなみに、ツツジは春の季語。
盆栽の杜鵑花零るる通り雨 KUMI