KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

夏が来れば思い出す♪

2021年05月07日 | 俳句
天気 曇時々雨

梅雨入りした沖縄あたりの梅雨前線がちょっと北へ傾き、梅雨のような空になった。とくに用もないのに無理して出かける気持にもなれず、今日は一日籠ろう、と思って古い写真のファイルを眺めて。
見つけたのが、7年前の5月7日の写真。ほぼ毎年連休前後に行っていた、新潟の高原地帯の水芭蕉だ。標高1000mくらいの所。二十歳の頃、水芭蕉見たさに苦労して尾瀬ヶ原へ行ったことを思うと、申し訳ないように楽に行ける自生地なのだ。


国道からちょっと入った林道の脇、連休を避ければ車を置ける所にもう咲いている。本当は、真冬にはゲレンデなのだ。
GW中が見ごろだと思うが、関越道の凄まじい渋滞に高齢者が加わるのは賢明ではないと避けるようになった。
少し谷の方へ下がらないとたくさんは咲いていない。雪の多かった年は、まだ残雪があったりで木道も朽ちかけていたり・・この年は雪が少なかった?雪解け水も少なくて下の方まで行くことが出来た。


カタクリがたくさん自生していて、大好きなので足がそちらへ向いてしまう。
すでに腰痛持ちだった夫は途中で諦めて「危ないからあまり下まで行くなよ」と自分は車の方へ帰っていったのを思い出す。熊が出るかもしれないのに、冷たいねえ・・と思ったものだ。一人では怖いが、前の方に賑やかなグループも居たのでカタクリまで近づけた。


自生した雪国のカタクリは、私が東京近辺で見る花の倍くらい大きい。
この日が、水芭蕉を見た最後になった。

何だかねえ・・思い出だけでもブログは書ける。
また、水芭蕉を見に行きたい、などと贅沢は言わない。せめて今月、昭和記念公園のポピー畑を見に行ければいい。これもまた夢のまた夢になっている。今月末まで緊急事態宣言延長。

はつなつの思ひ出白き花ばかり  KUMI
コメント (4)
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