KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

毒あり、注意

2022年09月14日 | 俳句
天気 晴

写真は7年前、都立公園の林の彼岸花群生地のもの。古いデジ一眼から今のミラーレスに替えていた?かも。パソコンないから、FBの写真を移してみた。

今、関東の公園では(公園だけではないはず)カエンダケという毒キノコが大量発生していて、要注意報が出ている。かなりの毒性があり、触れるだけでも危険らしい。林を歩けば毒のありそうな綺麗なキノコにはよく出会った。でもTV画面で見たカエンダケという、焔のかたちの無気味なキノコは見覚えがない。

今朝、ネットニュースを覗いていたら、彼岸花に注意、というニュースがあった。人気アニメの人気キャラクターだか主人公だかが、彼岸花を口に咥えているシーンが出て来るのだそうだ。詳しく読む前に、バアサンは、そりゃないでしょ、真似しちゃダメ!と声にせず叫んだ。記事の内容も同じことを言っている。
幼児向けアニメではないらしいが、彼岸花の毒性を知らない若者がキャラクターに扮して彼岸花を口に写真を、ということはありそうな。
どのくらいの毒なのかは知らない。とにかく、昔から墓地の周りに多く咲き、死びと花と言われ、手折ってはならぬ、と教えられた。親の言うことは絶対なので、花好きの私も全く触れたことすらなかった。畑や田んぼの畦にもたくさん咲いた「あの世へ行った人の数だけ咲く」などと聞いたので、戦死した人達が田んぼに立っているみたいで無気味だった。だから彼岸花、と言う訳でもあり。
そのくらい、私にとってあまり好きとは言えなかった複雑な思いの花。

ともあれ、口にするのは止めてください。

木洩れ日のやうやく届く彼岸花  KUMI


コメント (4)
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