KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

やっと台風過ぎた

2022年09月25日 | 俳句
天気 晴
 
写真は、一年前のもの。まだカメラを持って散歩に行く元気があった。
 
やっと青空が広がって、午前中は風も爽やかで、秋が来た気分になれた。
 
昨日も体調最悪で、化学療法の副作用のせいばかりではなく台風の影響も随分あったようだ。久しぶりに耳鳴りが治まった。気にしないことにしている耳鳴り、今日の耳の中の静かさは5段階で言えば1、だろう。昨日・一昨日は5プラス3くらいはあった。つまり、蝉時雨で耳の奥が詰まった状態だったようで。
 
やっと買い物に出る気分になり、午前の早い時刻にお友達を誘ったら「行こう、行こう」と乗り気になってくれた。彼女は手押しの買い物カートを杖替りにし、デイバッグを背に・・これが買い物スタイル。歩行が少し危ないので駅前のスーパーでの買い物が限度、施設側も私と一緒だと安心のようだ。もう一人、今年になってから入居した彼女も同行する。三人に共通するのは、耳が遠くないことと認知症がないこと。万一、誰かがコケても大丈夫。助け合いの三婆でございます。
買うものは皆決めているから、ゆっくりはしない。でも、昔の習慣で野菜売り場の前を通るとつい視線が野菜の山へ・・
「果物以外は見ないの、関係ないんだから」と。口内炎の治りきらない私は蜜柑がまだ沁みるので、シャインマスカット。生の果物はたまにバナナとオレンジが出る程度であとは缶詰なので、暫く途絶えていた果物が何より有難い。少し高価な葡萄は小分けしたパックでも売っている。このあたり、公営住宅もあり高齢者世帯が多いので、果物の小パックがとても人気なのだ。
                                                                          
でも、爽やかな天気も今日だけのようだ。昔はよく「女心と秋の空」などと比喩されたけれど、今はこれも差別用語?
 
ツバメはいつの間にか帰ってしまったようで、朝の空が寂しい。それでも時々、写真のようなまだ赤くなる前のアキアカネが飛んでいた。そろそろ、ヒヨドリも街に帰ってくるかも。
 
香煙を風さらひゆく秋彼岸  KUMI
コメント (4)
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