KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

2年前

2022年03月23日 | 俳句
天気 晴のち曇がち

電力不足は気温の上がらない今日も続いていて、でも昨日よりは少し暖かくなったし、日が出れば太陽光発電も使える、とかで。今日は停電の虞れはないようだ。最後を救ったのは、水力発電だったという。深夜電力でダム?へ汲み上げた水を昼間流して、タービンを回す・・昔の発電。太陽光よりも役に立つ。

写真は、一昨年の散歩の時に遭遇した、中学校の卒業式の時のもの。
卒業生も父兄も学校からゾロゾロと外へ出てきて、隣接する国の歴史保存地域(武蔵国分寺)の広い広場にクラスごとに群がり、別れを惜しんだりしていた。無論、コロナの感染のため狭い教室では出来ない行事をしていたということで。この場所が学校のそば、というのは恵まれていたかもしれない。遠くから望遠で盗み撮り。桜はまだ咲き始めで、僅かな菜の花が目立つ日だった。

あれから丸2年・・この写真の少年少女は、もう高校2年を終了して3年を迎える春休みになる。足掛け3年、マスクの高校生活だった、ということだ。高校入学から2年間はいちばん楽しめる時期だ。修学旅行もあるし、部活もあるし、新しい友人たちと色々な絆を作れる時期・・それは今も昔も変わらないと思う。何もかも予定通りにはいかなかっただろう。
せめて、最後の一年間はコロナから解放された学校生活が出来れば、少しは楽しいことも・・といっても3年になれば、受験やら就職やら、人生の節目が控えている。

という私も、2年前にはカメラを持って6000歩くらいの散歩に行けたのだ。この写真の場所へは以前のわが家から何処を通っても坂道か石段がある。少しきつかったけれど、まだその上り下りも何とかこなしていたのだ。もう無理。・・2年という時間は、私にはコロナに脅え、病気と付き合うだけの日々だった。これからの2年後はもう、想像すら出来ない。

木造の校舎揺るがせ卒業歌  KUMI
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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ふきのとうさん、今日だけの晴天? (KUMI)
2022-03-25 09:35:31
彼岸の間は、安定しない天気はいつものこと、と思いつつ・・。今日だけ、という晴天のようですね。
折角高校生になったお孫さん、普通の高校生生活が戻るといいですね。戦争の足音も近づいていて、平和は人間の作ること、と勉強して欲しいものです。
原稿なしであの演説の出来る政治家は、日本に居るのでしょうか元俳優とはいえ、感心しきりでしたが・・眠るくらいは平和な日本なら家で眠れるのに。
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投稿管理がうまく機能しないようで (KUMI)
2022-03-25 09:29:53
スミマセン、二重投稿になってしまうことが多くなり、その削除が旨く出来なくなり、見苦しくて申し訳ありません。二重投稿、削除が出来ないままになることがあるみたいです。
知恵がなくてよく解りません。暫くご容赦を。
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dolceさん、友人の顔を知らない時代 (KUMI)
2022-03-25 09:04:56
入学してもマスクの顔しか知らないまま卒業・・は哀しいですね。
お孫さんも、声を出さなくては合唱は出来ませんから、本当に可哀そう。
一番楽しい大学の前半を自由を奪われて・・

今の恵まれたでも閉鎖された暮らしと、昔の貧乏暮らしとどちらが良い?
と問われたら、昔の方が良かったですねえ。
さんざん遊べた高校の2年間、修学旅行の思い出は今も忘れませんし。
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小父さん、昔ながら、が一番のようです (KUMI)
2022-03-25 08:56:06
風力やら太陽光やら色々工夫しても追いつきませんね。
自然破壊、とないえダムに水を溜めるのが日本には一番合っているようです。
あとは地熱発電。もっと温泉利用出来ないものでしょうか。

コロナの2年余り、これは戦争ですね。
その最後に本物の戦争がくるとは思いませんでしたが。
顔の見えない付き合いの青春、なんて、我々時代には考えられませんね。
幼児が、マスクしない大人に脅える、という話も大袈裟ではないような。
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甘んさん、4000歩 (KUMI)
2022-03-25 08:50:19
私も同じでした。コロナの前は、スマホに4000歩目標にしていたのですが・・
コロナの閉じ込め生活と病気の進行で今は情けなくなっています。

思い出で句を作るのは苦手ですが、小学校が木造でした。
「村立」が、今は「市立」になり、立派に残っています。
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今日は少し暖かかった (ふきのとう)
2022-03-24 18:35:57
昨夜は居間にストーブを焚きました。今日は昨日より4℃高く、温かな1日でしたが、週末はまた気温も下がるようです。2年間、それぞれに様々な想い出がありますね「過ぎてしまえば」とは簡単に片付けられないのは若い人たちに言えるのではないでしょうか。折角入学した高校、大学、成人式もリモートでは、クラスメイトとの想い出も薄らいでしまったことでしょう。コロナ禍も戦争も希望の持てる試練ではないですね。ウクライナのゼレンスキー大統領のメッセージを居眠りしながら聴いていた議員さんが居たのには腹が立ちました。
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コロナ世代 (dolce)
2022-03-24 16:42:31
コロナ世代の子供達は本当に可哀そうです。

私は戦後すぐの生まれで、世の中はみんな貧しかったけれど砲弾に怯えることもなく、パンデミックもなくのびのびと育ててもらったように感じます。

今の子供達は一歩家を出る時にはマスクが欠かせないし、大学生はほとんどリモート授業でサークル活動も友人もできないと、孫が嘆いています。
この子たちが社会に出た時にコミニュケーション能力が劣る若者が増えるのではないかと心配です。

これからいい季節になってきます。コロナなんかに
負けないで頑張りたいです。。。
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Unknown (小父さんK)
2022-03-23 22:11:46
>日が出れば太陽光発電も使える、とかで

お天道様だのみなんですね。

>深夜電力でダム?へ汲み上げた水を昼間流して、タービンを回す

小学校で習いましたね!
60年前から、そう進歩してないってことか!(笑)

>中学校の卒業式の時のもの。

お~っ、見直したら父兄他が確認できました。

>この場所が学校のそば、というのは恵まれていたかもしれない。

良かったですね。

>足掛け3年、マスクの高校生活だった、ということだ。

ほんと、可愛そうなものです。

>といっても3年になれば、受験やら就職やら・・・

なんだか戦争を潜り抜けた若者たちみたいです。
コロナ戦争ですね!

>2年という時間は、私にはコロナに脅え、病気と付き合うだけの日々だった。

KUMIさんの青春を返してくれ、コロナ君たち!

有難うございました。
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こんにちは (甘ん)
2022-03-23 22:10:08
私もバーチャル日本一周を目標に平均一日4000歩を目標に6年間続けたことがありますが、ここ2年は平均2000歩程度です。
近年伸び続けてきた日本人の平均寿命や健康寿命ですが、コロナの影響で停滞または後退するかも知れませんね。

>木造の校舎揺るがせ卒業歌  KUMIさん

 広島県でも分校・学校の廃止統合が進んで、最後の卒業式には親兄弟も加わっての校歌合唱が響き渡っていることでしょう。
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