KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

稲の花

2014年08月21日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

稲の花を見たのは、いつが最後だったろう?
というくらい、昔どこかで見たのが最後。で、今日は久しぶりにどこで見たかというと、お隣の小学生が夏休みの宿題で育てているバケツの稲だ。工事中でベランダが使えないのでマンションの入り口近くに工事業者が設置した鉢置き場ある。先月もお隣が家族で出かけるときに水やりを頼まれ、今日も、一泊で出かけるので・・と頼まれた。
今日は月2回の太極拳の日。出かけるときは急いでいたので見る暇がなく、11時過ぎごろに帰ってきて鉢を見たら、稲穂が顔を出している。あれ?そろそろ花が咲くころ?と思ったが、咲いていなかった。「咲いたらお知らせしますね」と小学生のママに言われていて、楽しみにしていたのだ。
でも何だか気になる。確か、午前中の2時間くらいしか咲かないらしい(見せてもらった学校からの手引書?に確か書いてあった)
昼食を食べてから行ってみたら、あら~1時間半前には咲いていなかったのに、いつの間にか咲いていた。慌てて家に帰り、カメラを持参。高い台に置いてあるので、私の目の高さより高い。しかも風が・・。風に揺れる葉っぱを夫に持っていてもらい、やっと撮った写真だ。
拡大してトリミング。でも、揺れていたのでやっぱりピントが合わなかった。


夫は、初めて見たのだという。新潟にはよく行くので魚沼のコシヒカリの田んぼは見るけれど、花が咲いていたかどうかまでは観察したことがない。
観察するはずの本人が留守なので、ママに携帯でメール、「咲きました!」って、何だか知らせが逆になってしまった。でも、まだ残っている茎に稲穂が出そうなので、明日以後も見られるかも。
夕方見たら、もう花は萎んでいた。貴重な体験ささせてもらった。

子供の頃、母の実家が同じ集落にあり、祖父に逢いに行くと、庭続きの田んぼがあって、稲に花の咲いているのは見た覚えがある。祖父は私がお隣のお兄ちゃんと同じ年齢の頃に亡くなった。そのときのことも思い出した。
祖母は、母が子供の頃に他界していて、私は無論逢ったことがなく。

稲の花祖父はいつでも優しくて  KUMI
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武蔵野探勝吟行・旧渋沢邸

2014年08月20日 | 俳句
天気 晴

未明に広島で猛烈な豪雨があり、土砂災害で大変な被害があった、とニュースで聞いて、家を出た。こちらは熱帯夜が明け猛暑になる、と予報があって雨が少しは降って欲しいくらい・・なのだが、今年は降れば大雨、という異常気象が居座っている。猛暑くらいは我慢我慢。
句会へ呑気に出かけられることに感謝せねば。

今日は、昭和11年に虚子一行の吟行地・旧渋沢栄一邸のある飛鳥山。桜の名所で、昔行った記憶はあるけれど・・という場所でしかない。
広大な敷地にあった渋沢邸そのものは戦災で焼けてしまい、残っている青淵文庫の建物(上の写真)と、晩香廬という離れとが残っている。どちらも重要文化財、大正の建物で贅を尽くした内装が西洋と和風との調和を見せてすばらしい。昔のお金持ちはすごいなあ、と思わされた。




今日は、吟行句会に初めてのスマホ写真・・と少し楽しみにしていた。が、なぜか失敗ばかり。感嘆だから、と軽く考え過ぎていたようで反省。おまけにピントが合っていない。ピント合わせをきちんとしていない結果らしい。
で、俳句の方は、秋の季語を使いたくても暑くてついつい真夏に戻ってしまう。今月唯一の吟行句会なのでもう少し頑張りたかったけれど、と思うものの、まあまあだった。という結果。

明治大正昭和もはるか雲の峰  KUMI
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残暑

2014年08月19日 | お散歩写真
天気 晴

すっきりと晴れて、今日は富士山もきれいに見えて(工事のネット越しではあるが)空も高くなって、見えるものは秋。でも残暑本番、今夜は熱帯夜になりそうだ。
午後、盆休み明けの整形外科へ。月曜は混むだろうと敬遠して今日行ったら、リハビリの患者があまり居ない。午前中に集中したのだという。やはり暑さを敬遠してのことだろうか。

帰路、すぐ近くの殿ヶ谷戸庭園へ寄ってみた。年間パスポートを買ったので、いつでも寄れる。暑いので、いつも入ったことのない古い建物の資料館へ寄ってみた。
岩崎氏の別荘を戦後東京都が買ったという駅前の庭園、岩崎弥太郎の孫が作ったのだそうだ。ハケ(崖)を旨く利用して、名の通りの谷戸の回遊式庭園。昔の硝子窓からも緑があふれるように美しい。(写真はいずれもスマホ)
花は、萩が咲くまではこれといったものはなくて、何だか女郎花ばかりが目立った。


昨日あたりからちょっと腰痛復活。土曜日の句会会場が冷房の効き過ぎだったので、冷えたせいかもしれない。この時期は、建物も乗り物も冷房効き過ぎ(私にとっては)が多いので、寒さ対策に一番気を使う。

群れ咲いてなぜかさみしき女郎花  KUMI
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三脚

2014年08月18日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

ビッ○カメラへ、ちょっと買い物があって行ってみた。駅二つの駅前なのですぐ近くではあるけれど、電車の乗るとなると家に居る恰好では出かけられないのが面倒だ(って、人目を気にしなければ構わないのに)

用事の一つは、三脚を買うこと。
実は、以前のデジカメのときに軽くて楽、と買ったプラスチック製の三脚が、一昨年の年末にイルミネーション撮りに行ったとき壊れてしまった。昔、一眼レフを愛用していた頃に使ったものもあったが、やたらに重くてとても持ち歩けない(って、昔は持ち歩いていたのに)。
あってもなくても困らない程度の写真しか撮らないので、時々、三脚があれば・・と思いつつ歳月流れて。
で、今日、何とか「いちばん軽くて一眼レフでも使えるミニ三脚を」と店員に頼んだら、売り場ではなく、倉庫から持ってきてくれた。
持ってみたらなるほど軽い。その割には頑丈そう。一脚としても使える。80㎝までは延びるのだという。大砲レンズで鳥を撮る訳でもないのでこれで十分だ。で、値段を聞いたら、2000円しない、とのこと。無論、購入した。


今日になって気づいたことは・・一昨年壊れた三脚は、一眼レフの重さには耐えられない作りだったのだ。プラスチックだから当たり前。
さて、これで家からの夜景も撮れる・・と思ったら、盆休みで中断していた工事が今日から始まってしまい、ベランダはまたネットの中になってしまった。さて、何に使おう?

朝涼や姿を見せぬ鳥のこゑ  KUMI
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ねぶた祭

2014年08月17日 | お散歩写真
天気 晴

青森まで見に行ったわけではなくて・・
15日から今日まで三日間、お隣立川市の羽衣町というところで「羽衣ねぶた祭」が開催されている。今年で16回目とのこと。青森まではとても行けないので一度は見に行こう、と思いつつ、忌日やら葬儀やらの連続のこの月遅れのお盆の時期、その余裕がなかった。
で、今年はようやく、15日の夜に行ってみた。
夕飯食べてから電車にちょっと乗って、とにかくお隣の町だし、と行ったものの、夫婦で迷子になった!みっともないこと。土地勘はあるはずが、夜になると解らなくなるのだろうか?

そんなことで時間に少し遅れてしまい、全部で6基あるというねぶた、もう曳きはお終い近くなっていた。
黒石のねぶた祭が終わると、それを借りてくるらしい。本場のホンモノ。
弘前へ行ったときに保存してあるのを見ただけで、夜空の下では無論初めてだ。青森などでは「立ちねぶた」という大きなものもあるそうだが、こちらはそんな大規模のものはなかった。もっとも、あっても狭い道路で曳き回しは無理だろう。
美しかった。






歩きながらの撮影、元々下手な写真の上にカメラの撮影設定なんて眼鏡を替えないとよく見えない。電灯が黄色く写り過ぎる気がして、ホワイトバランスを替えてみた。


ねぶたの裏の「ねぶた絵」と呼ばれるらしい観音様や牡丹の絵は、この方法が良かったようだ。


どっちの色が良いだろう?
FBの写真のグループに参加させてもらい、皆さんプロ顔負けの凄い写真ばかり見せられていて、最近は写真にまったく自信がなくなった。趣味とも言えないなあ、と思う。ま、下手の横好き、でいいのかも。カメラに時間とお金をかけるなら俳句をやめなくては。

灯のともりねぶたの武者の眼の睨み  KUMI




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