KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

災害列島

2014年08月22日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

高温注意情報が出る毎日。今日が最後の猛暑、と毎日思うような感じだ。館林の37℃とかに較べれば35℃になるかならないか、という場所だから恵まれているのかもしれない。

太極拳に行く市の施設までの途中、歩道沿いにポーチュラカがきれいに咲いている。道路に面したマンションの敷地らしく、そこの人が時々手入れしている。穏やかに暮らしを楽しめる町だ。・・有難いこと、と、広島の土砂災害で埋まってしまった町の悲惨な映像に思った。
昨日、太極拳の仲間とそんな話になり、土砂崩れするような山もないし、洪水を起こすほどの川もないわが町は有難いね、と。

でもふっと思った。我が家の近くにはハケ(崖・・このあたりではハケと言う)が多く、断層になっていて、そこから地下水が湧いたりしている。何万年だか何十万年だか、そんな単位でハケは出来た。そこに古代人が住みつき、そのあとは武蔵国分寺が出来たりして、安穏と暮らせる土地だったのだ。
その何十万年も変らない土地も、最近の異常気象やら地震やらで動くことがあるかもしれない。
何だか、最近の災害を見ると、すべてが「初めてのこと」「こえまでにない」が前置きになる。
日本列島そのものが大きな何かに揺らされているような・・生きている間は、まだ大丈夫、と思いたいけれど。

なほ燃ゆるやうな残暑の夕日かな  KUMI
コメント (2)
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