花満ちて

天気　晴

我が家の前の桜。もう40年近い古木になってきていて、5本ほどが通りに面して植えてある。20年くらい前は桜のトンネルになって、道行く人を楽しませていた。でも、マンションの側は住民には邪魔なのでかなり枝を伐り、並木としてはちょっと寂しい。そう思うのも7階に住む人間のわがままで。
午後は見下ろしてベランダからのお花見。花見酒、とはいかなくて眠気覚ましの珈琲を淹れて椅子に座ってしばらく見下ろしていた。明日には本当の満開になり散り始めるようだ。

午前中はちょっとした用と買い物で隣駅へ。国立の大学通りの桜もそろそろ満開かな・・と思いつつ、家でお花見、と諦めた。
ちょっとデパートを歩き廻っただけで疲れた。こんなに疲れることなど、去年の春にはなかった気がする
た。だんだん、花の季節に出かけるという体力もなくなっていく。

花満ちてゆく枝先を震はせて　　KUMI

桜、花色々

天気　晴

早く咲いてしまった桜、でも今日は暖かくなって絶好の花見日和。
ま、その辺の桜でも少し・・と出かけてみた。
いつもの公園を巡っただけのこと。上の写真は公園への道の桜並木。古木はかなり傷んでいて、この地に越してきたころの見事な桜のトンネルではない。新しく植えていないので、あと数年も持たないかも。

公園の桜はまだ満開にはなっていない。
なので、その他の花の方に目がいって。お目当ての紫木蓮の大木、まだ半開だった。カメラを替えてもあまり写真は変わり映えなし、でも空は綺麗な色に写るようになった。




ミツバツツジとシデコブシ





今年はびっくりするほど花付の良かった辛夷とサンシュユ




陽光桜


花壇のチューリップも咲き始めていた。


昨日は・・体調最悪状態だったがこんな「来客」があり・・後ろから撮ってくれたのは有難いけれど、私、こんなに白髪だった？



青空を狭めつぎつぎ紫木蓮　　KUMI

花三分

天気　一時晴

晴、の予報がなかなか晴れず、ようやく10時半頃に日が出たので南の市の史跡公園の方へ桜を確かめに行ってみた。我が家の前と同じくらいの三分咲き。
保育園のお花見？　年長組らしい子供たちがシートで何か食べていた。日差しが暖かくて気持ち良いお散歩日和。

写真の右手にある公園は、桜の大木がたくさんあって地元の人たちには花見の場所として定着していた。でも、今は・・以前は見事だった木々は老木となり、とうとう枝が伐られて何とも無残。




これではねえ・・ソメイヨシノはどこでも寿命が来てしまい名所では慌てているようだ。新しく植えて世代交代出来るように用意していた所は良いけれど、この公園は新しい木は植えていない。ということは、この木々が寿命になったら桜のない公園になってしまうのだろう。私の生きている間はまだ大丈夫？
でも、辛夷が青空に咲き誇っていた。


雪柳も咲き揃い、眩しい。


帰路、谷戸の道のスミレを探したらようやく咲き始めていた。


昼食時間になったので早々に引き上げる。午後にはまた雲が多くなったので、運の良い時間帯に散歩出来た。
天候の急な変化についていけないせいか、動悸・耳鳴り・目まいの三点セットであまり気分は良くない。散歩に出たら少しは回復すると思ったのに・・

綿雲のちぎれ辛夷の花となる　　KUMI

雨上がり

天気　雨のち曇のち一時晴

ようやく雨が上がり、少しだけ青空も見えた。
三日も家に閉じこもっていたので、午後になって用足し買い物がてら出かけてみた。
春蘭の蕾が、ちょっと傷つきながらも蕾になっていた。これはマンションの敷地内。

近所に、色々な花を咲かせて楽しませてくれる家がある。
そこのミモザが満開で、雨に洗われてみごとに輝いていた。
公園のミモザは大きな木で近くではスマホでの写真は無理。でも、このお宅の花は目の前に咲いてくれるので、こんな近くの写真になった。
全体を撮るとこのお宅が写ってしまうから載せる訳にはいかない。


鉄柵の塀から、珍しい尖った花びらの水仙が飛び出して咲いている。


先日の福寿草も、この家のもの。クロッカスその他色々と咲かせ通る人を楽しませてくれるお宅。
いつもありがとうございます。

ピアノ弾く音漏るる窓花ミモザ　　KUMI　

花に雪

天気　みぞれ・雪・のち雨

昨日は花に雨、今日は花に雪。といってもうっすら積もるだけで終わった。

写真は、3年前に撮った近くの公園の白木蓮。彼岸の前に咲くので、もう散っているかもしれない。何しろ二日続きの句会の日を除いて天気が定まらず、おまけにこの三日間は家に籠りきりなので一体この花たちはどうなっていることやら・・
下の写真は、やはり3年前の殿ヶ谷戸庭園のカタクリ。


去年の写真。ここは内科通院のついでに寄れるけれど、今月の通院日は早かったので多分咲いていなかったと思う。
寒さも今日が最後だと思う。もうここまで冷える日はないだろう。三日も籠ってしまったので、晴れたら少し気力を出さなくては。

ぼたん雪窓の曇りを拭ひけり　　KUMI