夏出地区は、郡山市役所の北西約9kmのところ
国道49号線の喜久田町信号を西へ
県道29号線長沼喜久田線で西へ向かうと
道幅が狭くなって道路が左に曲がった所に
東北自然歩道の説明版があります
目的地へは車で入れそうに無かったので
少し先に進んだ道路脇に車を止めさせて頂きました
東北自然歩道(新奥の細道)の案内板の前から見上げると、イチョウの木がわかりました
案内板の右側道路を入って行きます
薬師堂の石段の右側に、案内板にあった大キャラがあります
左側が目的の大イチョウです
石段脇には、郡山市指定重要文化財 木造薬師如来坐像の標柱があります
石段を上がります
説明版です
郡山市指定重要文化財
木造薬師如来坐像
昭和43年3月13日指定
木造薬師如来坐像は、高さ130cm、膝の幅120cmの、杉を用いた珍しい仏像で
す。
ここはかつて、瑠璃光山円福寺という寺がありましたが廃寺となり、この仏像のみが薬
師堂に安置されたものです。
天保12年(1840)に編集された「相生集」によると、この仏像は運慶の作で、昔
ある盲人がこの仏堂を建てたところ、目が見えるようになったとの記載があり、江戸時代
には参詣の人でにぎわったようです。
この仏像は寄木造りでありますが、顔自体に杉を用いた木地の荒々しいなかに木目肌が
みられ、いかにも手作りのあとが見い出せます。
地方産の杉材を使用した大胆な作り方には親しみを感じさせるものがあり、密教的要素
も多聞に見られます。 郡山市教育委員会
大イチョウです
郡山市指定天然記念物 夏出の大イチョウの標柱です
説明版です
郡山市指定天然記念物
夏出の大イチョウ
平成5年2月16日指定
夏出の大イチョウは、樹高約35m、胸高直径は約220cm、幹周りが7,0mあり
枝張りも東西南北ともに約20mあり、とても大きな木です。
イチョウは、松や杉と同様に裸子植物であり、中生代(2億3千年前から6千5百万年
前)に栄え「生きた化石」といわれる植物です。雌雄が異株で、雌の樹には銀杏が咲きま
す。
このイチョウは、雄の樹で円福寺が造営された際に植栽されたものと思われますが、そ
の樹齢は、約400年と考えられます。
樹勢は旺盛で、枝枯はほとんど見られません。イチョウの古木、巨木は県内にも多数あ
りますが、それらにひけをとらない市内屈指の巨木です。
郡山市教育委員会
大キャラは、境内から斜めに生えています
こちらも、郡山市指定天然記念物 夏出の大キャラの標柱です
説明版です
郡山市指定天然記念物
夏出の大キャラ
昭和43年3月13日指定
夏出の大キャラは、樹高約12m、胸高直径は約85cm、幹周りが約250cmあり、
枝張りも東西に約18m、南北に約10mある大木です。
キャラは古くから香りの高い木として知られおり、イチイ科に属する常緑灌木で、樹形
もイチイに似ています。葉は線形で上面は濃緑色、下面は蒼白色で春に花がさきます。
また、キャラは寺院の境内等に好んで植えられることが多く、円福寺が盛んであった頃
に、この木も植えられたとおもわれます。
古木のため、少々傾斜して成長しているものの、葉は元気に繁っております。
郡山市教育委員会
境内東側には、立派な杉もあります
杉の根元から境内端に石塔や石仏が並びます
では、次へ行きましょう
国道49号線の喜久田町信号を西へ
県道29号線長沼喜久田線で西へ向かうと
道幅が狭くなって道路が左に曲がった所に
東北自然歩道の説明版があります
目的地へは車で入れそうに無かったので
少し先に進んだ道路脇に車を止めさせて頂きました
東北自然歩道(新奥の細道)の案内板の前から見上げると、イチョウの木がわかりました
案内板の右側道路を入って行きます
薬師堂の石段の右側に、案内板にあった大キャラがあります
左側が目的の大イチョウです
石段脇には、郡山市指定重要文化財 木造薬師如来坐像の標柱があります
石段を上がります
説明版です
郡山市指定重要文化財
木造薬師如来坐像
昭和43年3月13日指定
木造薬師如来坐像は、高さ130cm、膝の幅120cmの、杉を用いた珍しい仏像で
す。
ここはかつて、瑠璃光山円福寺という寺がありましたが廃寺となり、この仏像のみが薬
師堂に安置されたものです。
天保12年(1840)に編集された「相生集」によると、この仏像は運慶の作で、昔
ある盲人がこの仏堂を建てたところ、目が見えるようになったとの記載があり、江戸時代
には参詣の人でにぎわったようです。
この仏像は寄木造りでありますが、顔自体に杉を用いた木地の荒々しいなかに木目肌が
みられ、いかにも手作りのあとが見い出せます。
地方産の杉材を使用した大胆な作り方には親しみを感じさせるものがあり、密教的要素
も多聞に見られます。 郡山市教育委員会
大イチョウです
郡山市指定天然記念物 夏出の大イチョウの標柱です
説明版です
郡山市指定天然記念物
夏出の大イチョウ
平成5年2月16日指定
夏出の大イチョウは、樹高約35m、胸高直径は約220cm、幹周りが7,0mあり
枝張りも東西南北ともに約20mあり、とても大きな木です。
イチョウは、松や杉と同様に裸子植物であり、中生代(2億3千年前から6千5百万年
前)に栄え「生きた化石」といわれる植物です。雌雄が異株で、雌の樹には銀杏が咲きま
す。
このイチョウは、雄の樹で円福寺が造営された際に植栽されたものと思われますが、そ
の樹齢は、約400年と考えられます。
樹勢は旺盛で、枝枯はほとんど見られません。イチョウの古木、巨木は県内にも多数あ
りますが、それらにひけをとらない市内屈指の巨木です。
郡山市教育委員会
大キャラは、境内から斜めに生えています
こちらも、郡山市指定天然記念物 夏出の大キャラの標柱です
説明版です
郡山市指定天然記念物
夏出の大キャラ
昭和43年3月13日指定
夏出の大キャラは、樹高約12m、胸高直径は約85cm、幹周りが約250cmあり、
枝張りも東西に約18m、南北に約10mある大木です。
キャラは古くから香りの高い木として知られおり、イチイ科に属する常緑灌木で、樹形
もイチイに似ています。葉は線形で上面は濃緑色、下面は蒼白色で春に花がさきます。
また、キャラは寺院の境内等に好んで植えられることが多く、円福寺が盛んであった頃
に、この木も植えられたとおもわれます。
古木のため、少々傾斜して成長しているものの、葉は元気に繁っております。
郡山市教育委員会
境内東側には、立派な杉もあります
杉の根元から境内端に石塔や石仏が並びます
では、次へ行きましょう