ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

茨城県石岡市、高浜神社のスダジイです!!

2017-03-11 07:30:25 | 巨樹・大木
高浜神社は、石岡市役所の南東約kmのところ

県道118号線が霞ヶ浦に流れ込む恋瀬川最下流に愛郷橋があります

橋の北側、コンビニの西側に西向きで建っています

県道沿いの駐車スペースを利用させて頂きました


高浜の海説明版です
    高浜の海
   国府の人々には、筑波山のほか、もう一つ愛着をもった景観があった。高浜の海である。
  「常陸国風土記」には、次のようにみえる。
   そもそもこの地は、花かおる春、また木の葉色づき散りしく秋になると、あるいは駕を
  命じて出向き、また舟を漕ぎ出して遊ぶ。春の浦々には花が千々に咲き乱れ、秋には岸と
  いう岸の木の葉が色づく。春はさえずる鶯の声を野のほとりで耳にし、秋は宙に舞う鶴の
  姿を海辺のなぎさで目にする。農夫の若者と海女の娘は、浜辺を逐い走って群れつどい、
  商人と農夫は、小舟に棹さして行き交う。まして真夏の暑い朝、陽光でむっと暑い夕暮れ
  になると、友を呼び僕を引き連れて、浜かげに並んで腰をおろし、海上はるかにながめや
  る。少し波立ち夕風がしずかに吹き出すと、暑さを避けて集まった者は、晴れやらぬ心の
  憂さを風に払い、岡を照らしていた日影が、しだいに動いて行くにつれ、涼を求める者は
  、喜びの心を動かすのである。
   国府の役人たちは春秋の入江の景色を楽しみ、特に夏の夕には涼を求めて集い遊んだの
  である。今は高浜の海も陸化したが、高浜よりみた筑波山の美しさなど、風土記時代のす
  ばらしい景観は、まだ残っている。
   

                 昭和60年3月
                            石岡市教   育委員会
                            石岡市文化財保護審議会


入り口の鳥居です

茅葺屋根の拝殿ですが~かなり傷んでいます

説明版です
   高浜神社 
          所在地 石岡市大字高浜865番地
          祭 神 たけみかづちのみこと
    口碑によれば、高浜の地は古代には国府の外港として栄えた。国司は都から着任すると、
   当国内の大社に報告のため巡拝し、また奉幣祈願をするのがならわしであった。
    国司が鹿島神社に参拝するには、高浜から船で行くのが順路であったが、荒天で出航不能
   のときは、高浜のなぎさに、ススキ・マコモ・ヨシなどの青草で仮屋(青屋)をつくり、遥
   拝したといわれる。
    現在は、本殿・拝殿・石鳥居などがあるが、この社殿は後世に建てられたものであろう。
                 昭和60年1月
                            石岡市教   育委員会
                            石岡市文化財保護審議会





境内南側に目的のカシの木が有ります、目通り幹回り5,2mの巨木です


御神木の杉ですが、あまり太くは有りません

立派な本殿です、本殿も茅葺です珍しくなりましたね




本殿南側のケヤキの大木です



本殿裏側(東側)のカシの木です



本殿北東側のケヤキの大木です

では、次へ行きましょう
コメント
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