ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

千葉県匝瑳市、飯高壇林跡、飯高寺です!!

2017-03-18 23:57:04 | 文化財・寺社
飯高寺は、匝瑳市役所の北西約5kmのところ

飯高壇林跡の中心部です

駐車場から北側に進むと
案内板が有ります、国指定重要文化財 飯高寺 飯高壇林跡 順路です

台地上へ上がります


石段を上がると総門です

国指定重要文化財 総門の標柱です




総門を潜ると右手に杉の大木です

説明版です
   千葉県指定史跡

      飯高壇林跡

         指定  昭和50年12月12日
      
         附   総門・経蔵・題目堂・鐘楼・鼓楼・講堂・庫裏 各一棟

         地積  67、667平方m

        天正18年(1580)土地の豪族平山刑部少輔常時は日生を招き、城内に寺をつくり学問所

       (壇林)としたのが始まりと伝えられています。

        天正19年に徳川家より日蓮宗の宗門根本壇林として公認され、以後徳川家の保護を受けてき
    
       ました。特に、家康の側室養珠院「おまんの方」の信仰が厚く、その子水戸頼房・紀伊頼宜の寄

       進等により規模が整えられました。以後、寺は日蓮宗の根本壇林として遠近各地から参集する僧
 
       たちでにぎわい、名僧を輩出しました。

        慶安3年(1650)に火災にあい、衆寮・楼門・大講堂を焼失し、現在の建物はその翌年(

       慶安4年)に再建されてものといわれています。

        明治7年に壇林の制が廃止され、不要の建物は取りはらわれ、今では講堂、総門・鐘楼・鼓楼

       等が往時の盛大さをしのばせてくれます。

         昭和54年2月                    千葉県教育委員会
                                    匝瑳市教育委員会

案内図です




参道は北東に延びています、杉の大木の林立する参道を先へ進みましょう

飯高壇林の森郷土環境保全地域の説明版です、200年から300年の杉が林立しています


空堀です、城として使われていた名残でしょうか


空堀脇の杉の大木です

経蔵です

立正大学発祥の地の石碑です

説明版です
  
   立正大学発祥の地
    
     法華経の思想を建学の精神として高く掲げる立正大学は、日蓮宗の最高教育機関であった飯高壇林に

    淵源を発する。

     天正元年(1573年)、日統上人によって飯塚の地に談所が開かれ、同8年(1580年)ここに
 
    移って飯高壇林の礎が築かれた。やがて大壇林として多くの学徒お集めて栄えたが、明治5年(187
  
    2年)東京の芝二本榎に設けられた宗教院にその使命を譲った。これが後に日蓮宗大学となりさらに立

    正大学に発展する。
   
     飯高壇林を立正大学の淵源とするのはこのような由緒によるもので、その輝かしい歴史と伝統は今日

    に受け継がれている。

                               学校法人立正大学学園


題目堂です

講堂です


鐘楼です


鼓楼です

庫裏の入り口です




講堂の裏側に牡丹園が有ります、北側の境内端に杉の巨木が在ります、南に傾いで立っています、目通り幹回り5,6mだそうです

房総の魅力500選 飯高壇林跡と森のプレートがありました

では、次は天神社へ行きましょう

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千葉県匝瑳市、飯高壇林跡、飯高神社です!!

2017-03-18 11:53:26 | 文化財・寺社
飯高壇林跡は、匝瑳市役所の北西約5kmのところ


一番南側が飯高神社です

妙福寺から鐘楼の前を進むと鳥居が有ります





飯高神社へ行きましょう

妙福寺の南側に参道入り口鳥居があります

神社は台地の上なので長い石段を上がります

もう一段上ですね

拝殿です




説明版です
    匝瑳市指定有形文化財

      飯高神社拝殿  一棟

          昭和61年3月26日指定

        建築年代については不明な点が多いが、現在のところ江戸時代後期頃と考えられている。

       建物は、正面9,5m側面6,85mの入母屋造りで銅板葺きである。正面の龍を模した彫

       刻は見事であり、他の部分も装飾傾向の強い特徴をもっている。

        天井には植物を描いた133枚(1枚欠損)の板絵がはめこまれており、構図もしっかり

       している。

        市内において江戸時代の代表的特徴を有し、優れた建造物である。

          昭和63年11月

                                       匝瑳市教育委員会


本殿では改修工事が行われています

珍しい玉垣の門です

説明版です
    匝瑳市指定有形文化財

      飯高神社瑞垣  一棟

          昭和38年3月30日指定
         
       神社本殿を取り囲むように垣をめぐらしたものを「瑞垣」あるいは「玉垣」と呼んでいる。本

      神社の特徴でもある装飾の強い神社にふさわしく、瑞垣にも彫刻が施され極彩色で仕上げられて

      いる。彫刻の内容は「二十四考」の彫刻であり、県内で同種のものは、成田山新勝寺以外に今の
   
      ところ知られていない。

       二十四考とは、中国の孝行者24人を著した教訓書であり、日本では江戸時代に訳本も多く刊

      行されていたようである。

       建築年代は、江戸時代中期以降と考えられている。

          昭和63年11月

                                       匝瑳市教育委員会



玉垣にも見事な彫刻が施されています

本殿の裏側にも彫刻がありました

では、飯高寺へ向かいましょう
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