ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

茨城県桜川市、薬王院のスダジイ樹叢です!!

2016-02-07 21:01:43 | 巨樹・大木
薬王院は、桜川市役所の南約11kmのところ

筑波山の北西斜面にあります

県道41号線から筑紫湖の脇より薬王院への道路を上がります

山門の手前に駐車スペースが有ります




山門です

案内板です
    椎尾山薬王院は延暦元年(782)最仙上人の開基にょる天台宗の寺院です。
    楼門、薬師堂、三重塔などの伽藍が樹林の中に配置されています。本尊の薬師瑠璃光如来像は鎌倉時代
   の作で、県内三棟の一つに数えれれている三重塔とともに、県の文化財に指定されている貴重な遺産です。
    また、樹齢500年と推定されている椎の大木は、寺のシンボルとなっています。
                                      環境庁・茨城県

山門脇の大草鞋と大下駄です

山門の白龍です

県指定文化財の説明版です
   県指定文化財(天然記念物)
         椎尾山薬王院スダジイ樹叢      平成6年1月26日指定
     当院境内と裏山斜面一帯約2,6ヘクタールの区域内には、スダジイ(椎の木)、クスノキ、ケヤキ
    等の大木を中心に自然性豊かな樹叢が形成され、これを椎尾山薬王院スダジイ樹叢と呼んでいる。特に
    スダジイは胸高直径30cm以上が100本を越えて群生し、中には樹齢300年から500年と推定
    された古木が十数本も育成、加えて108科395種の植物相、、37科111種のの動物相と極めて
    多種類の動植物が確認されている。
     社寺林としてこれだけの広がりを持ち、自然のままで地形や樹木が保存されていることは珍しく、自
    然環境保全上貴重な樹叢であると同時に、次の点で学術的価値の高い存在である。
    1.往時の生物群集からなる生態系を長期にわたって今日に伝えている暖帯林である。
    2、群生の規模が非常に大きい。
    3、植物の宝庫であるとともに、植物同志や動植物とのバランスがよく保たれている。
    4、日本におけるスダジイ樹叢の北限に近い。
    5、救荒、水源、防災林として果たしてきた役割は大きい。
     なおスダジイ即ち椎の木は、椎尾(かつては志いのを)地名の由来といわれ、また飢饉などの度毎に
    椎の実が近在農民の露命をつないだとの伝承が残されたほど、歴史的に見ても地域とのかかわりが深い
    樹木である。                 茨城県教育委員会

    一番太いものは目通り幹回り5.6mだそうですが、どのスダジイも同じような太さにみえます

山門前のスダジイ


庫裏側にもスダジイの大木が並びます

本堂へむかう石段は、段差が大きく水平に並んでいないので注意が必要です、下りには使用しない方がいいかも


石段の左手に三本のスダジイが並びます

手水舎です

本堂です

茨城県指定有形文化財 薬師瑠璃光如来像の標柱です

鐘楼です

梵鐘です

神社社殿の脇にも大きなスダジイがあります

こちらにはどなたが祀られているのでしょうか

社殿脇からのスダジイです




三重塔です

茨城県指定有形文化財 三重塔の標柱です



綺麗な三重塔です

塔の裏側にも大木が斜面にあります


平朝臣良兼公の石碑とスダジイです


庫裏の手前のスダジイです、枝が特徴的です

根元の洞に花が捧げられています

では、次へ行きましょう

  
     
コメント
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