2022年11月24日、お参りしました。
「当社の創建は不祥であるが、以前に六甲山麓に近い遠坂というところに祀られていた。御祭神は、大己貴命、少彦名命、大歳神である。以前は大歳神社と称していたが元禄年間(1688~1703)に山王神社と改称した。1687(貞享4)年に六甲山に大山津波が起こり、神社も流出し、その後現在地に移され、上唐櫃の産土神、農業・林業の守護神として祀られたという。神社の維持管理・祭礼は、氏子七地区(西の垣・平垣・東谷・鋸ヤ・種池・上山・小谷)より毎年トウヤ神主が選ばれ、年間の祭典を奉仕している。社殿は1886(明治19)年、1970(昭和45)年の2度にわたり焼失し、現在の社殿は鉄筋コンクリート造で1971年3月に再建された。社宝として、平清盛奉納と伝えられている『神鏡』一面がある。例祭は、10月10日に斎行し神輿のかき手は地元消防団が中心となっている。午後1時の御霊遷し神事の後、猿田彦の先導で神社を出発し、上唐櫃地区を、ケヤリを唄いながら定まった巡行コースを一周する。途中に設けた御旅所で祭典を行い、日没の頃に宮入りする。7月16日の夏祭りは、鳥居に設けた茅の輪を参拝者が八の字にくぐる、茅の輪くぐり神事が行われる。」
神戸市北区有野町唐櫃1658-1
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社標
鳥居
石灯籠
手水鉢
社務所
狛犬
拝殿
本殿
金比羅宮
地主神社
庫
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