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中大沢素戔嗚尊神社

2024-10-25 11:03:21 | 神戸市北区
2024年10月23日、お参りしました。
説明書より「創建は室町時代以前、祭神は素戔嗚尊、月夜見尊、櫛福田姫命です。当町の鎮守本神社の当初は牛頭天王社、次いで感神社と称し現在名に至る。そして江戸時代までは本地として薬師如来と合祀奉っていた。口伝によれば、和田盛遠の子孫浪士和田善盛が当地に留まり、神社の側に日照山法寺庵と称する寺庵を建立し、良寛と改名して社坊となり、神社を管掌していた。しかし1580(天正8)年、羽柴秀吉の三木城攻略の際の兵火により本庵は焼失し、その後、石峯寺竹林院の管掌に帰したといい伝えられている。明治の神仏分離令に基づき、三田藩代官泰次郎による取り調べの結果、合祀していた薬師如来像・棟札等は焼却されたが、三祭神・本殿は安泰で現在に至っている。なお、本殿は寛永年代(1624~)に再建されたと伝えられている。神戸市歴史建造物調査会により『神戸建築百選』の一つに選ばれた。10月10日の大祭に、古儀旧慣の宵宮渡御がある。年交代で最も忌み穢れない氏子中の長男二人を選び、大幣と三宝を奉持させ、氏子青年始め老若男女が古例の歌謡を、「今年しゃ嬉しやよき雨もろて」と唄いつつ和し、笛・太鼓・笙・鉦にて囃しながら行列をなし神社二練り込む。境内に入ると、天狗・猿・於多福などがこの列に加わり『目出度~』の祝い唄を唄いつつ拝殿に進み、大幣と三宝を本殿に収め渡御神事を終える。」
神戸市北区大沢町中大沢字法寺庵杮蕗
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鳥居

社標

手水舎

由緒書

素戔嗚尊(すさのおのみこと)神社の社叢(神戸市指定天然記念物)
「ブナ科の照葉樹であるコジイが中心となっています。階層構造は5層からなり、高木層では高さが約20mのコジイが優占しているほか、同じくブナ科のウラジロガシが混生しています。第1・第2低木層には、モチノキ、ネズミモチが生育しています。この社叢は「コジイ-カナメモチ群集」に属し、瀬戸内の代表的な自然植生です。さらに、同群集の内陸部のシラカシ亜群集に属し、内陸部では数少ない照葉樹林の一つで、貴重な社叢となっています。その面積は、素戔嗚尊神社の背後、約3,000㎡に及んでいます。」

二の鳥居

狛犬







覆屋兼拝殿
「銅板葺、約21坪。」





本殿
「三間社流造、正面軒唐破風付、杮蕗」

末社・八幡神社

末社・稲荷神社

末社・弁財天社(左)、秋葉神社(右)

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