先週の土曜日に両親達と
岡山県北みまさかの国「美作紅葉めぐり」の観光パンフレットに載っている
奈義町高円の「菩提寺の大イチョウ」の黄色紅葉を見に出かけました。
この方面に来るのは、春に菜の花を見にきて以来でした。
那岐山(なぎさん)の紅葉を見がてら、楽しみに家を出たのですが
黄砂の影響だそうで視界は悪く、遠くの景色は全く見えません。
おまけに 目的の大イチョウの紅葉には、まだ早すぎて
母は しきりに残念がっていました。
目的地の菩提寺の駐車場へ到着して車から降りると
あら! アンモナイト状の三毛猫ちゃん!
ちょっとドキッとしましたが 日向ぼっこで寝ていたようです。
山門横の空き地
木立の下や土手には、彼岸花の葉が密生していました。
彼岸花の葉とヒメシャガ
菩提寺への山門
山門を潜った境内の中
姿のいい欅の大木
ここを右に上がった所に大イチョウの木があります。
辺りのイチョウはすっかり黄色に紅葉していますが
この大イチョウは まだこれからで 残念でした。
黄色に紅葉すると見事でしょうね。
やがて地面は黄色の落ち葉の絨毯に。。。
高貴山菩提寺の境内にそびえる大イチョウ
樹高約45m、目通り周囲約12m、推定樹齢900年を超える県下一の大樹。
国の天然記念物に指定され、また全国銘木百選にも選ばれています。
地上すれすれまで垂れ下がった多数の気根。
多くの大枝が立ち上がっています。
この大イチョウは、浄土宗の開祖法然上人が幼少のころ
学問成就を祈願して挿した枝が芽吹いたと言われており
奈義町ではイチョウを町木に指定し、今でも町民に親しまれているそうです。
このイチョウの木は雄株なので、ギンナンはならないそうです。
多数の気根が垂れ下がっていますよ。
正面奥に本堂があります。
この菩提寺は那岐山中腹にある山岳寺院で、
奈良時代に開創されて以来多くの変遷を経てきて、
江戸時代は荒廃しましたが
明治になり法然上人ゆかりの寺院であることから
浄土宗により再興が図られたそうです。
左手前はヤツデの大株
山門横の広場
枝打ちされた杉の木立が面白いです。
杉木立の向こう側は
色とりどりの木々のコラボレーション
ちょっと洒落た空間になっていました。
奇麗な紅葉
黄砂の影響で、白っぽい遠くの山並みが
手前の紅葉を引き立てています。
駐車場前の町指定天然記念物「菩提寺のヤマナシ」
樹齢は推定500年。今年も多くの花が咲き、
洋なし様の小さな実を沢山付けたそうです。
鳥や生き物達に食べられても まだ少し残っています。
完熟しているのでしょう
ポタッポタッと
落ちてきた実を 写真用に少し頂きました。
いつものように写真を撮り出すと
早速 ジジちゃんのお出ましです。
お邪魔虫で困りま~す
こんな可愛らしいヤマナシの実でした~~