最近お魚ばかり食している。朝、ネコに舐められて起こされると、顔を洗うまでお魚さんの匂いがとれないものだが、現在の自分はそんな匂いを発散している可能性がある。キケンである。
今回は『ワトキンズのアンチョビーソース』だ。瓶詰めさん2回目のご登場。モーパッサンおはようさん。
これはアンチョビをペースト状にしてスパイスを混ぜてからソースにしたもの。便利かもしれないと購入したのだが、どうも使いこなせないでいる。今風に言えば「なので、あまり使ってません」となる。阿藤快風に表現すると「なんだかなーっ」となる。ココロ優しきdii-chaiさん風に表現すると「ただいま研究中でつ」となる。のび太風に言えば「ドラえも~ん何とかしてくれよう~」となる。
どうも頭が回らない。せっせとお魚さんを食べているのにどうしてだろう。この夏ミョウガを食べ過ぎたのだろうか。というより現在テツヤ明けの早朝5時である。最近お仕事が減ってきたので無茶をしてるのだ。ドラえも~ん。
こんな感じの液体。瓶に貼ってある説明書きを読むと、そのまま魚料理にかけたりカナッペに使ったりするとおいしく頂ける、とあるのだ。何度かやってみたのだが、分量が少ないと物足りなくて、多めにするとしょっぱくなってしまう。香りも独特で、瓶詰めアンチョビやペーストアンチョビとはだいぶ違う。発酵したような、ニョクマムとか魚醤に少し近い感じである。ドレッシングやスープに隠し味にして入れればいいのだろうか、とも思うのだがいつも忘れてしまう。どうもワトキンズさんには失礼ばかりしているのである。
ちなみに説明書きには
『アンチョビーソースは、古くは古代ギリシア人やローマ人が愛用した珍味品です』とあった。どうも心構えからして私は間違っていたようである。遺跡を発掘することに全生涯をかけたあのシュリーマンのようなカタい信念を持って接しないとイケナイのである。
なので、当分使わないかも。ワトキンズさん、冷蔵庫の奥へ~。
原材料名:アンチョビ、塩、増粘剤(トラガントガム)、スパイス、着色料(ビートレッド)
原産国:英国
追: トラガントガムとはマメ科の植物の分泌液を加工したものだそうです
ワトキンズさんはどんな感じでしょうか?
なんか濃そうですね。
これ、かなり濃いですよ。塩もたっぷりで、よく注ぎ口に“ふいて”ます。
以前、ナンプラーをタイから持って帰ってきましたが、使える料理がなかなかなく、結局ダメにしてしまった経験があります。
う~ん、アンチョビーソースには、なんとか復活してもらいたいでつ。
ここ一番の決め手に欠けるというか、安住の地が約束されてないようなお方なんですなあ。ナンプラーをダメにしたっていうの、よく分かります。このワトキンズさんも・・・。
違う、違う、ナンプラーじゃなくて、アンチョビソースだよね。
たしかに、アンチョビペーストと缶詰でいい気がするね。
やっぱりお醤油とかナンプラーをかくし味につかうのと一緒の使い方かな~?
なべ肌に入れてとばしたほうがいいかも。
一人暮らしの経験がある男どもは、いろいろとやってみるものなのだ。
旨味のあるペペロンチーノになりそうですね。魚は偉大だ。