今日は晴れましたがかなり風が強く吹きました。今、外は晴れて月がきれいに見えます。この分だと明日の朝はかなり冷えそうです。
画像は花巻温泉バラ園に立っている賢治さんの詩碑です。一部分を載せて見ました。石に刻むのが普通だと思いますが、ここでは強化ガラス?に刻まれていました。バラの開花時期には下から見上げると詩碑の向こうのバラが透けて見えて賢治さんの詩に彩りを添えることでしょう。
この詩は「冗語」と言うタイトルで、教え子で花巻温泉に就職した冨手一さんといっしょに花壇を作っているときに作られた詩と言われているようです。
昭和2年6月10日の様子でしょうか。
コキア(ホウキグサ)、羽衣甘藍(ケール)を植えつけようとしていたら急に雨が降りそうになってきたので動物園の水鳥や孔雀が喜んで大騒ぎしている。植え付けは後にしてたい肥を埋めてしまおう。羆熊(ヒグマ)のたい肥を作ったのは冨手君が日本では初めてだろうね。さぞかしきれいなカンナが咲くだろう。という内容みたい(そのままですね)です。このあと雨雲が流れてくる様子や、たい肥は濡れると始末が悪いからはやく埋めよう、などという内容が続きます。
楽しそうですよね、ヒグマは遊園地内の動物園で飼われていたのでしょうね。賢治さんはこの南斜花壇にたくさんの草花を植え込んだようです。ペチュニア、アンチリナム(キンギョソウ)、ナスタチウム、etc、そしてカンナも。カンナはノートに何度も書かれています。植え込んだ花々が咲き乱れる様子を想像しながらの作業、私にはほんとにこの詩から楽しい雰囲気が伝わってくるのですが・・・。
他の詩にもこの花壇に関する思いがつづられているものがあるのですが、それは賢治さんの複雑な心境を表しているようです。それはまたあとで書きましょう。
画像は花巻温泉バラ園に立っている賢治さんの詩碑です。一部分を載せて見ました。石に刻むのが普通だと思いますが、ここでは強化ガラス?に刻まれていました。バラの開花時期には下から見上げると詩碑の向こうのバラが透けて見えて賢治さんの詩に彩りを添えることでしょう。
この詩は「冗語」と言うタイトルで、教え子で花巻温泉に就職した冨手一さんといっしょに花壇を作っているときに作られた詩と言われているようです。
昭和2年6月10日の様子でしょうか。
コキア(ホウキグサ)、羽衣甘藍(ケール)を植えつけようとしていたら急に雨が降りそうになってきたので動物園の水鳥や孔雀が喜んで大騒ぎしている。植え付けは後にしてたい肥を埋めてしまおう。羆熊(ヒグマ)のたい肥を作ったのは冨手君が日本では初めてだろうね。さぞかしきれいなカンナが咲くだろう。という内容みたい(そのままですね)です。このあと雨雲が流れてくる様子や、たい肥は濡れると始末が悪いからはやく埋めよう、などという内容が続きます。
楽しそうですよね、ヒグマは遊園地内の動物園で飼われていたのでしょうね。賢治さんはこの南斜花壇にたくさんの草花を植え込んだようです。ペチュニア、アンチリナム(キンギョソウ)、ナスタチウム、etc、そしてカンナも。カンナはノートに何度も書かれています。植え込んだ花々が咲き乱れる様子を想像しながらの作業、私にはほんとにこの詩から楽しい雰囲気が伝わってくるのですが・・・。
他の詩にもこの花壇に関する思いがつづられているものがあるのですが、それは賢治さんの複雑な心境を表しているようです。それはまたあとで書きましょう。