庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

早起きして花摘み

2007年05月22日 | ガーデニング
今日も早く目覚めてしまいました、なんと4時過ぎ。庭の様子が気になってもう眠れないので庭に行きました。
雲もあってまだ太陽が顔を出していないので薄暗い感じでしたがどの葉も露が付いてひんやりした空気の中でとてもきれいでした。


ジャーマンアイリス?花が大きくて濃い色のイメージがあり植える気になりませんでしたが、親戚からもらったので育てて見ました。咲いたらこんなにきれいなオレンジシャーベット色。足元でハーブのチャイブが薄い膜がはじけて花が咲き始めました。



数年前に花友だちからもらったものです。ゲラニウム・マクロリズムというネームです。彼女の家では地植えでどんどん増えるそうですがうちでは草に巻かれて消えるのが目に見えるので鉢で育てています。



英名 ロック・ソープワート(和名 ツルコザクラ 学名 Saponaria ocymoides
) とってもかわいい花です。水はけのいいロックガーデンが似合いますがうちでは条件が悪いのでやはり鉢植えにしています。



オキナグサ 花のあとの種を風に乗せて飛ばす役目の冠毛が老人の白髪をイメージした名前でしょうね。地方によって呼び方に違いがあるみたいです。宮沢賢治の詩に「うずのしゅげ」というのがあります。うず、とはおじいさんのことでしゅげ、は髭のこと。つまり老人の白髭のイメージで岩手の花巻周辺では呼ばれていたようです。
さて岩手県の隣の県に私は住んでいますが子供の頃原っぱにたくさんあったこの花のことを大人も子供も「カラバンバ」と呼んでいました。どの辺りの地域までそう呼んでいたのかわかりません。カラ とは何のことでしょう。”唐”かなとも思いましたが義母に聞いてみたら昔は乳児(幼児より小さい子)はみんな”カラコ”と呼ばれる髪型をしていたそうです。それが前髪も同じ長さでくるりと切りそろえた髪型(おかっぱより短い)、ちょうどオキナグサの花の形と似ている?そのあとに白髪のおばあさんになるのでカラバンバと呼ばれた、な~んて勝手に想像したりしています。もっとほかの呼び方をしているところはないでしょうか?



たくさん咲いていて摘んでもなくならないものを無造作に束ねてポットに入れてみました。どうということのない花ばかりですが何となく楽しい。
コメント (4)
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