庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

桜染め完成

2007年09月02日 | 手作り
朝から薄曇りでしたが何となく明るい感じでさわやかな空気、まさに運動会日和でした。日中は23度まで上がりました、午後からは晴れてきて少し暑い感じでしたね。
運動会は午後早めに終了したので庭に行って少しでも草を取る事にしました。




庭で手が汚れる前に乾いた桜染めの布たちを並べて写してみました。
ちょうど日が差してきて2種類の色合いの違いがよくわからなくなってしまったでしょうか。
これはすべて木綿です、いつか染める時間ができたときにすぐに染められるようにと少しずつ買いためておいたものです。
オーガニックコットンのミニタオル、刺繍入りハンカチ、マフラー、ストール、コースターなどです。
昨日のブログで2種類の媒染をしたことを書きました。草や木の煮汁で染めた布は発色が薄かったり色褪せが早かったりするのでアルミや鉄などの金属塩を使って発色を良くし、色素と繊維の結びつきを強めて定着させる作業が媒染といわれますね(ほかにも錫、銅、クロムなど色々の媒染剤がありますがキッチンで安心して染められるようなものだけ使っています)。
この金属塩を変える事によって同じ植物で染めても違う色合いを出すことができます。

ちょっとわかりづらいかもしれませんが真ん中のミニタオル4枚のうち上の2枚が灰汁媒染、下2枚がみょうばんで媒染したものです。その上の丸めたストールと両脇の大小のコースターも灰汁媒染、残りはみょうばんです。

今回は材料の桜の枝葉が5キロ強あったので布類の重さに比べるとかなり分量が多かったです。それでこんなに濃い色に染まったのかもしれませんね。
もう少し淡い感じのピンクでも良かったのですがこれもまた今回しか出ない色だと思うので大切にしたいと思います。




庭のバラ、グルス・アン・テプリッツ。春よりずっと小さな花ですが草だらけの庭を見て落ち込む私を慰め、励ましてくれるようにかわいく咲いています。
コメント (6)
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