庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

藍の生葉染め

2007年09月08日 | 手作り
台風が過ぎ去ってきょうは良く晴れました。青い空がきれいでしたが気温が32度まで上がってずいぶん暑かったです。
庭の片づけをしたかったのですが家の植木を剪定しに朝から庭師さんが2人やってきました。どうやらお茶出しは私の役目らしいです・・・義母は出かけてしまいました。

お昼前にダッシュで私の庭に行って昨日倒されたバラ、ラベンダー・ラッシーを思い切ってきり戻して杭を打ちシュロ縄で縛り付けました。午後に切った枝を片付けに行って今日の庭仕事はおしまい。家で生葉染めでもしながらお茶出ししたほうが良さそうです。
去年、藍の生葉染めをやらないでしまったので今年は染めてみるつもりでした。
今年は5種類の藍を育てています、やっと元気になってきたのできょう写して見ました。


タデ藍ですがこれは北方型といわれるちぢみ藍です。


丸葉藍(椿葉藍)、こぼれ種で育ってくれます。


初めて育てる阿波藍、種をいただいたものです。茎が赤くないので白い花が咲くのかなと楽しみにしています。あまり背丈は伸びないようです。


赤花小上粉という品種の種をいただいたもの。↑と葉の様子はよく似ていますが茎が赤いですね。昨日の台風で泥はねが付いてしまいました。


一番初めに育て始めたタデ藍、ちぢみ藍とよく似ています。



5種類の藍の枝を切ってきて葉を摘み取り水と一緒にミキサーにかけ、目の細かいネットで濾して藍のジュースを作ります。
これは少量の毛糸とシルクのハンカチ、ストールを浸け込んでいる所。


しばらくしたら絞って広げて風に当てるとみるみる青く発色します。藍の色素が空気中の酸素と結びついてこんな風に染まるなんて不思議ですね。すくもで建て染めするのと違って木綿は染まらずウールとシルクしか染まりません。


もう一度藍のジュースに浸してしばらくしたら水洗いして軽く脱水して干したところです。いつもは酸化を促すために過酸化水素水を薄めた液に浸けていましたがきょうはそれはしませんでした。2度目に浸すときに少し火にかけて液温を上げてみました。ちょっといつもより藍色に近い色合いになった気がします。
大急ぎでつけた絞りの模様、あんまり繊細な感じではないですね・・がっかり。
コメント (6)
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