閑寂肆独白

ひまでさびしい本屋のひとりごと

秋の風

2011-09-02 13:17:25 | 日記
 数日前の晴天、真っ青、抜けるような青空、決まり文句そのもの。その色は夏空というよりすでに秋か と思ったのだが
 暑さは半端ではない。そして今日は 台風の余波で雲多く 風もある、湿った重たい風で気分のよい物ではない。
 このところ台風が九州に来なくなった。梅雨の様子も含め、全体に夏の配置が200kほど東へ寄ったと感じられるが、専門家の目ではどうなんだろう。 海水温の上昇もあり、九州は台湾のような風土になるのではないか。
 アキアカネはすでに飛んで回っているし虫の声も聞こえる。 風に 秋を感じられるまであと何日かかるかな。
 「近代化遺産」「市街化活性化」その他 上の方ではいろいろやっていらっしゃる、そういう動きがあると 我が店は「桶や」になる。というのは、あちこちの「学識経験者・評論屋・団体の旗振り」といった面々が大牟田を訪れることとなる。ズット以前はこういう人たちの多くは我が店に何か無いかしらと見に来てくださっていた。このごろは大変少なくなったけど それでも幾人かは来てくださる。そうすると普段は誰も見も、さわりもしない本がお嫁に行ってくれるという、大変ありがたいこととなる。ただし(いつものことだが)一緒にくっついてくる大牟田の人達は本を見るどころか、まず店の中に入ろうともしない。 
コメント
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