晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

認定記録会 2/16

2008-02-25 | 日記・エッセイ・コラム

1008.2.16(土) 曇り、雪

 日本トライアスロン連合の認定記録会の審判に京都アクアリーナに行く。審判と言っても競技ではないので、そうたいした仕事もないのだが一応監察やスターターを務めることとする。
 トライアスロンの認定記録と言ってもスイムとランのみでバイクは無い。全国各地で行うにはバイクをするのは難しいという理由なのだろう。距離にしても20才以上でスイム400m、ラン5000mという短いものだ。認定記録をとって、強化指定選手を目指す者もいるだろうが、自分の力を試そうという者もいるだろう。48名の出場者の中に懐かしい顔を見た。シドニーオリンピックの出場選手、小原工選手だ。ミスタートライアスロンの呼び名のとおり、強くて息の長い選手である。現在はチームテイケイのコーチをしているそうで、北京オリンピック出場濃厚の田山選手やジュニアの選手を連れてきている。田山選手の走りは昨夏の京都アクアスロンで見せてもらったが、小原選手は久々に見る走りだ。Img_0370

開会式の様子

 小原選手はトライアスロンの黎明期から今日まで常に日本のトップとして頑張ってきた素晴らしい選手だが、まだ彼が無名の頃、波崎の日本選手権でいきなり優勝したことがある。私は審判で参加していたのだが、あまりに無名であったので、当時のトップ選手からクレームが付いたことがある。非公開なので詳しいことは言えないが、抗議は受け入れられることなく優勝が決まった。それほどに彼のデビューは鮮烈であった。それより前だったろうか、キャファの合宿で一緒に練習したのだが、全盛期の私でも自転車で着いていくのは大変で、あっという間に一人旅となった。皆生トライアスロンにも思い出がある。私は夏男なので、暑い皆生は大の得意で、アップダウンのバイクコースも大好きであった。バイクの上がりは大体10位前後で上がり、苦手のランで順位を落とし20数位でゴールするのが常であった。小原選手の地元とあって凄い人気である。私に対しても凄い声援があるのだが、やがて「あれっ京都の小原さんや~」とトーンダウンするのである。みんなレースナンバーとプログラムを見比べながら応援しているのだ。
 さて記録会は順調に進み、ジュニアの水泳にはほれぼれとする。ランはサブトラックの400m周回で行われるが、最終組は小原、田山、山本のオリンピック級選手が出場し、凄い走りを見せてくれる。特に田山選手の走りは素晴らしく、師匠の小原選手をラップするところは思わずシャッターを切ってしまった。6月までの北京代表選考会は目を離せない。Img_0377

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする