晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

ここ一番役に立たないもの 9/27

2010-09-28 | 日記・エッセイ・コラム

2010.9.27(月)曇、雨

 所用があって、店を臨時休業として京都方面に出かける。初めて無料の高速道路を走行する。さすがに通行量が多い。私たちは有料の時、しかも片道1,000円の時に嫌というほどこの道を使った。2,30万は使っているだろう、一体何だったんだと思う。今一部の高速道路が無料になり、そこの利用者は大変喜んでいる。でも道路を維持保守するお金はおそらく税金から拠出されているのだろう。そうすると高速道路を利用しない人、有料の高速道路を利用する人にとっては大変不公平な制度となる。一般道路と同じ指向で総てを無料にし、総てを税金でまかなうというのもひとつの手だろうが、やはり維持費ぐらいは利用者負担でまかなうのが最も平等な方法だと思う。無料で使いながら手放しで喜べない自分がいる。
 さて知らないところへ行くのに便利なのがカーナビである。故障の季節(2010.9.6)の記事でお知らせの通り壊れている。早く修理すればいいのに、滅多に使わないからいいやと思い放っておいたのだ。
 さて昼間、かみさんと別行動となったとき、「ケータイ持っといてや」と言われ、久々のケータイをとりだしたところ電池が切れてまるで使えない。電池のないケータイほど無駄なものはない。年に数回しか使わないのだが、ここ一番必要かなあと思って所有しているのだが、、、、、。
 土砂降りの中を上林に帰り、じょんの散歩に行く。じょんは留守番もよい子で暴れたり、噛みたおしたりは絶対しない。しかもおしっこうんPもしないので、帰ってきたら必ず散歩してやらないといけない。真っ暗の中を散歩させようと、懐中電灯を探したら、総てが電池切れ、或いは故障となっていた。なんとまあここ一番、あかんたれの阪神のような一日であった。Img_1447

ここ一番役に立たない懐中電灯。


 今日のじょん:本文に登場のためお休み。サービスに昨日の写真を一枚。Img_1430

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大唐内のこと(4) 9/26

2010-09-28 | 歴史・民俗

2010.9.26(日)曇

 大唐内のことは実は上林歴史シリーズの最終項に書こうと思っていたところである。それは上林で最も早く文化が根付き、それも上林の特徴的な文化であることだと信じるからである。上林の郷土誌や歴史に憧憬の深い方々のお話を聞くと、必ず上林はどこから開けてきたかということが語られる。30Kmにも及ぶ細長く、川沿いに村が続き、奥中口と三村が存在し、協調もあれば確執もあったことと思われる。「我が村が一番、我が地が一番」という思いはあろうかと思う。しかし人が住み始めるとか、村が開かれようとかいう時代にはそのようなことはまるで関係ない。この地から日本の文化が発祥したわけでは無いので、どこから伝わってきたかということが重要となる。私自身古墳や古代の遺跡に対する知識や情報を持ち得ていないのでいかんともしがたいのだが、大和国家の成立以前には若狭からの文化が奥上林に届いたのではないかと思っている。それは日本海側に伝播してきた海人族の文化である。日本海の文化が山を越えて上林に定着したとしたら、その最初の定着地は大唐内周辺であることは間違いがない。そのことを実証するのはかなり困難かとは思えるが、ヒントがあるとしたら民俗的な伝承や習慣と金属採鉱ではないかと予想している。そのためにはまず若狭の文化を研究する必要がある。Img_1400

この上林谷にどのようにして文化が伝播したのだろう。


今日のじょん:ハナコちゃんが遊びに来た。3才の雌のゴールデンでとってもよいこだ。じょんよりもおとなしいワンちゃんにあったのは初めてだ。Img_14331

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