晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

歯を抜く 6/2

2018-06-02 | 健康

2018.6.2(土)晴れ

 8020運動というのがある。80才で20本以上の歯を持っているという運動だ。20本どころか今持っている歯は一本たりとも減らさないぞと心に誓い、口腔衛生に気を遣ってきた矢先に悲劇が起こった。
 昨年末から妙に歯が滲みるので歯科医にかかり、かみ合わせ調整で治って名医だと喜んでいたのだが(2018.2.28参照)ものの1ヶ月でまた痛くなり、そのうち歯の間に穴が開いてきた。ひょっとしたら詰めてあってそれが取れたのかと再度歯医者に行く。「これは歯が割れてますねえ、抜くしか無いですがどうします?」「えっ!?、抜く以外に無いのなら抜いてください」「予約が詰まってますので、3週間後に来てください」え゛~3週間このままでいるわけ????
 そういえば1月にひょっとしたらひびが入ってるかもしれないということだったが、それって確実にひびが入っていたわけだろう。そこでなんとか対処法がなかったのだろうか?かみ合わせ調整なんて悠長なことやってて滲みるのが止まったもんだから名医?なんて言うのは大間違い、そんときそれなりの処置をしていればそれは名医だけど。ここに至って抜くしか無いってのも納得のいかない話だけど、3週間後ってえのもなんともやるせない話だ。
 その歯は虫歯でもなく、治療した歯でもなく健康な歯なのだ。だからこそ納得がいかない、ヒビが入っているという時点でなんか対処法は無いのだろうか。いずれにしても歯医者さんには逆らえない、まな板の上の鯉そのものだから、、、。待っている間に歯の隙間は日に日に開いていく、まるで大地状態で溝帯のようだ。ところがその部分には傷みは無い。虫歯と同じ状態で神経むき出しのはずなんだけど、、、。
 いよいよその日が来た。「先生なんで痛くないのですか?」「う~ん、なじんできたのですかねえ」
 あの強烈な歯の神経がなじむもんですかねえ???もう諦めて鯉を決め込む。抜歯は実に見事な手際だった、傷みもなければ出血も無い、しかも超短時間、そろそろ始まるかなと思ったら、終わりましたよ~なーんて。口の中で土木工事が始まるかと思っていただけに拍子抜け。見せてもらった歯は見事に真二つに割れている、なんでこんなことが起きるのだろうか。40数年前御池通の有名な歯医者で親知らずを抜いたときは、痛いは、血は出るはで一晩苦しんだのが嘘のようだ。そういう意味で先生は抜歯に関しては名医としておこう。でもこの歯一本で半年近く苦しんだのはいったい何だったのだろう。なにか釈然としない抜歯事件であった。

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