2018.10.14(日)晴れ
スポーツ庁が公表した2017年度の体力運動能力調査の結果が各紙に報道された。高齢者の体力が向上し、60~69歳女性、70~74歳男女、75~79歳の男女で合計点が過去最高という事である。高齢者の運動に対する姿勢と環境が向上しているためだろうか、喜ばしいことである。しかし高齢者でごった返している病院や順番待ちで入れない高齢者施設を見ていると、医療費介護費の困窮が予想される将来、高齢者の健康は今以上に大切なこととなってくる。寿命延ウォーキングが高齢者の健康づくりにお役に立てるなら、とてもやりがいのある事だと思う。
さてこの全国で行われる体力運動能力調査の実施要項を覗いて驚いた。文部科学省の新体力テストというのが、先日の京丹波町いきいきシルバーオリンピックで行われた体力測定とまるっきり同一のものだということだ。ADL(日常生活活動テスト)や健康状態のチェックまで同一で、要は新体力テストのとおりにシルバーオリンピックで実施されたと言うことだ。道理でプログラムの中に新体力テストの全国平均が掲載されていたわけだ。
これは大変ありがたいことである、シルバーオリンピックで測っていれば全国の平均と比較することで自分の位置が解ると言うことだから。また、計測方法なども公表されているので、工夫すれば自宅でも測ることが出来るのだ。じょんのびでも測れるようにして高齢者の健康に寄与できればと思っている。
2017年全国平均(65~69 男子)右はわたしの記録
握力(Kg) 40.19 50.25
長座体前屈(cm) 35.87 43.0
上体起こし(回) 15.61 15
開眼片足立ち(秒) 85.76 120
10m障害物歩行(秒)6.27 5.53
6分間歩行(秒) 631.34 未実施