晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

蓮ヶ峰へ 11/10

2019-11-10 | 山・峠
 2019.11.10(日)晴れ
 11月5日に登った記事を今になって書いたのは今日が建田のこんぴらさんの大祭だからだ。

 宝永年間に起こった直訴の事件は史実であり、その三義人を祀る建田宝永講は三百年を越えて伝えられている。

宝永講は各家持ち回りで行われていたが、昨年社殿が完成した。
於与岐の吉崎家は今も参列されている。
 その大祭に例年於与岐(およぎ)の吉崎家が招待されている。直訴の旅に資金を提供した於与岐の吉崎家を毎年招待している。なんと律儀なことと感心するが、自動車の発達していない時期にはどこを歩いてきたのだろう。それこそ念道に通じる峠であり、川を渡って折山峠を越え建田に向かったものと思われる。
 
 メンバー:小原英明 工忠照幸

 タイム:2019.11.5(火)晴れ
じょんのびスタート  9:40
薬師横の取り付き   9:50
第一の分岐     10:20   10:30スタート
第二の分岐     11:10   左右の道偵察 20分 
第二の分岐スタート 11:30
稜線        12:00   軽食15分
稜線スタート    12:15
596峰      12:45   南にミスコース10分ロス
蓮ヶ峯       13:20      昼食25分
蓮ヶ峯スタート   13:45  
トラバース道出合  14:20 西照寺跡か? 
 林道出合      14:30 少々探索
施福寺       15:00 車の迎え有
じょんのび解散   15:30

 楽勝に登れると思っていた蓮ヶ峯(はちがみね)に敗退して、なんとも情けない気持ちで数ヶ月をおくってきた。今回は過去の記録なども調べて挽回を期した。ネットで見ると、長靴姿のおじさん(わたしもれっきとしたおじさんなんだが、、)が頂上で写真撮ってたりしてがっくりくる。しかし記録のほとんどが施福寺からのもので、何が何でも別ルートから登ろうと決める。
 念道(ねんどう)から於与岐(およぎ)にぬける峠は596m峰の西の鞍部から於与岐八幡神社の辺りに降りる変則的な峠だ。変則的な峠である故か峠名が定かで無い。ご存じの方は教えて頂きたいが、念道側の取り付きをみると大層立派な街道で、往時には相当の通行があったように見える。
 念道の薬師さんの横にある取り付きは街道の風格たっぷりの道だ。

春に下見する。薬師堂の左が取り付き、進むと立派な古道となる。
 ただこの辺りは念道の古い墓地であり、墓参のための立派な道なのかも知れないと少しの不安もあった。予想以上に広大な墓域を過ぎても道は広くて立派だ。斜面を掘り進んでいる様子は小栗峠弓削道以上で、田辺(西舞鶴)から於与岐、念道から和知にぬける歴史の表に出てこない街道があったのではないかという希望さえわいてくる。つづく
【今日の”のび”】NO.11
のびはこんぴら詣りはできなかったがよく歩くようになった。でもロングコースの日はぐっすり寝込んでるので、かみさんが心配している。
コメント
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