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これからの時代のリーダーシップに欠かせない10の考え方

2015年12月07日 07時20分10秒 | お役立ち情報
Inc.:ほかの分野と同じように、リーダーシップにも流行や変化はあります。成功したいのであれば、その流れに乗っていなければなりません。昔ながらのリーダーシップの流儀にしたがっていても、現代のビジネスや経営の変化にはついていけないでしょう。リーダーシップについて理解するには、歴史的な思考と現在の実務を、切り離さなければなりません。

これからのリーダーシップへと進化させるのに役に立つ10の考え方を紹介しましょう。

1. 信ぴょう性と透明性が大事


ソーシャルメディアの時代では、うそをついたり、隠したりして得られるものは何もありません。あなた自身や、あなたの会社がうそをついたり、だましたり、ごまかしたりしていたら、それを暴かれる確率はかつてないほどに高くなっています。




2. ブランドが評価になる



以前は、表向きの顔やこれまでの功績で人は評価されていました。最近は、個人のブランドがそのまま評価につながります。つまり、あなたの発言や行動が、相手の行動を決めるのです。自分のブランドが自分のことを十分に表すように心がけましょう。




3. SNSを使わなければチャンスを逃す



リーダーは、コミュニケーションができて、表に出なければなりません。現代においては、ソーシャルメディアをただ使うだけでなく、うまく活用し、何かを発信しなければならないという意味でもあります。もはや、社長室の奥に引きこもるという選択肢はありません。




4. コラボレーションは新しい通貨



共有することも、人と組むことも、コラボレーションもしないのなら、新しいビジネスの通貨を使い損ねます。その価格はとても大切で、リーダーシップや組織から支払われることになります。




5. キャリアの新しい選択肢



現在の労働人口の約35%は自営業者で、その数はどんどん増えています。社会人としてキャリアを積み重ねると、働き方を変えたり、経営者的な考え方をしたりするようになります。まだ、9~5時の会社勤めをしている人の中では少ないかもしれませんが、上司を喜ばせなければ出世できない時代は終わった、ということは知っておきましょう。




6. 人とつながることでイニシアチブを取る



かつては、リーダーシップを持っている人が会話を支配していました。今は、メールやインターネット、ソーシャルメディアは、ほとんどの人にとって身近なものです。人とつながることに関してリーダーシップを取れる人が、リーダーシップを握るようになりました。




8. 1人1人の発言力が増える



これからの時代、ヒエラルキーのトップに立つのは、かなり大変になると思われます。おそらく、うまくいかないでしょう。権力を求め、階級を重んじる人は、フラット化する社会や組織では生き残れなくなります。社員に、さらにはクライアントにも、説明責任が増えていきます。




7. コミュニティが非常に重要



組織は、孤立して存在することはできません。現代のリーダーシップに独裁はあり得ません。コミュニティを育てるには、人々が共通のビジョンや目標に向けて働けるよう促せるリーダーシップが求められます。




8. あらゆる人に頼る



頼るのが上手な人の話を聞き、以前は発言力がなかったような人に、積極的にリーダーとしての役割を果たしてもらいましょう。そういう人たちに、職場で自己主張してもらうために、先入観を持たないようにしましょう。




9. 情報を共有することが影響力となる



情報化社会では、多くの情報を共有している人が情報に強いと見なされます。自分をリーダーとして見せなければならない場合は、情報を共有することで、自分の影響力の大きさを証明することができます。




10. 肩書は要らない



誰もがリーダーになることができます。肩書や役職で能力がはかられるような時代ではありません。影響力があることがリーダーシップには非常に重要で、それは誰でも手に入れられるものです。


これからの数年で、リーダーシップ像はまったく変わるかもしれません。また、次の時代を担う人がすぐそこまで来ているかもしれません。私たちが今やっていることで、将来どのように世界が変わるのかが決まります。


10 New Truths Great Leaders Know That Most People Don't|Inc.

Lolly Daskal(訳:的野裕子)
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