仕事の関係先に台風19号のお見舞いに行ってきました。
東日本震災の時も1週間後に行きましたが、すすんでやりたい仕事ではありません。
初日は群馬方面。足利、佐野地域です。
東武佐野線はまだ不通でした。
乗り換え時間に余裕がなかったので、ランチはテイクアウトのお弁当。
普段の工場勤務の日は、朝は普通に納豆ご飯ですが、昼の定食はご飯をひと口も取らずおかずのみ、夜は飲むので野菜、肉など肴のみです。
糖尿病ではありませんが、このくらい炭水化物を減らすと、カロリー高めのおかずを摂っても、血糖値や悪玉コレステロール、尿酸値など成人病の指標は改善し、体重も劇的にではないものの減っていきます。
健康状態もよくて、自分にはこのバランスが合っているように感じています。
この日は外出先なので、野菜が無くて、パンがあるのは仕方ないと諦めました。
単品のメンチカツを追加するところがあさましい。
現地に到着すると、TVで観るのと同じ光景。
茶色い泥にまみれていました。
とても部外者がカメラを向ける気にはなりませんでした。
被災者の方が、気丈でポジティブなのが救いでもあり、印象的でした。
都内まで戻って居酒屋で、スケビを読みながら一人酒。
出羽桜が置いてあって、マハタの刺身も旨く、当たりのお店でした。
サラダとソーセージと刺身の3品に、生ビールと吟醸酒を各1杯。
盛が良いので、品数は少な目。
カウンター並びの常連と思われる、私より少し若そうな客が、初めて避難所で寝た、なんて話しているのが聞こえました。
2日目は川崎の多摩川周辺へお見舞いです。
本流の堤防は健在でも、流入する支流がオーバーフローした箇所がかなり広範囲に広がったようです。
住宅密集地の細い路地には、多くの濡れた家具や布団などが出されていました。
高津駅前のラーメン屋さん。おいしかったです。
見た目ほどこってりではありません。
とんこつ醤油ベースですが、魚粉が入っているので、魚介の方が強く感じるほど。
つけ麺もやっているようですが、そのつけ汁がどんな感じか、想像できる気がしました。
魚粉を入れると、味や香りが、いかにもって感じになりますが、最近魚粉入りの店が多いので、個性がなくなちゃう気がします。
カツサンドもラーメンの画像も新しいコンデジで撮りました。
さっと撮って、さっとカメラを仕舞いたいので、手ブレやピント、露出の歩留まりが良くて助かります。
こちらの現場も、わずかな立地の違いで浸水したお宅と、免れたお宅とに分かれています。
ほんの紙一重で天国と地獄が隣り合っている感じです。
人的被害はある程度見えてきましたが、経済的な損失もかなりの額になるのではないでしょうか。
取引先は130cmの深さまで水が来たということでした。
車だけは、浸水が始まってすぐに高台に避難させて助かったそうです。
60歳を超えたご主人が、親の代から住んでいるが、こんなことは初めてだとおっしゃっていました。
千曲川の氾濫も、この前は江戸時代のようですから、数百年に一度のレベルなんでしょう。
だから2世代くらいじゃ、経験できないレベルの災害ということですね。
今回の災害を経験した世代が生きているうちに、将来のために災害対策のインフラ整備をしておかないと、いずれ知らない世代になれば、無駄な公共事業を仕分けしろ、なんて言い出すのでしょう。
ここのご主人も、暗くはなく前向きで、こちらの方が元気を頂くほどでした。
まだ片付けも終わっていないのに、週末は雨のようです。
頑張ってください。