5月6日(金) 波は1m以下なのに、10m近い強風で釣り船が出ないので、
いきなり予定無しのヒマ人になってしまった。
なんちゃって330P4の次工程はデカール段差消しで、クリアの乾燥待ち。
その時間に小物類をパラに進めるのが、クルマのご作法なのだが、
それにも飽きたので、他のキットに手を出してしまった。
これは、女房のおなかが大きいときに、他の女と浮気するゲス野郎と
似ているようにも思えるが、似ていない!絶対に違う!
長男と釣堀に行ったとき、近くのスーパーの中におもちゃ屋があるのを
思い出し、女組がいないことをいいことに立ち寄ってみた。
随分前に来たとき、フジミのGT40が何種類か積んであって、¥1800くらいだった。
そのときは、クルマは上手く作れないから止めとこ、と思いとどまった。
スカイライン、330P4と連ちゃんでやって、クルマも、いつもと違う作業が楽しい!
とわかったので、もし売れ残ってたら買おうかと。
やっぱり、まだ売れ残ってた。
その上見切り価格で¥1600!メタルジグより安いじゃん。
叩き売りされるくらいのデッドストックなので、デカールが黄ばんでたけどね。
店の棚には4種類のGT40と、2種類ほどのポルシェ917Kがあった。
MK.1とかMK.2とかあったが、色とゼッケン以外に何が違うかまったく知らない。
箱が密封されていなかったので、中身を見比べてエッチング付属でお得なこれにした。
家で調べると、こいつちょっと特殊な仕様らしい。
その上’67デイトナといえば、330P4が1・2・3フィニッシュ、
所謂デイトナフィニッシュ決めた因縁のレースに出たやつじゃん。
女房が身重のときに、女房のライバルと二股なんて、いや違う!
2台並べての展示に意味が出てきちゃったけど、インスト無視してテキトーに作ろ。
このキット、実物の3号車を懸命に再現しようとしていて、
元キットではフロントガラス直前右側にある給油キャップ(?)を、
箱画のように左前に移植するため、元の穴を埋めるメクラプラグが付属。
その他の部品も、元キットと形状が違うものは、新規に金型を起こしたランナーが、
差し替えパーツとして1枠余分に入ってるほどの、こだわりようなのだ。
メーカーのこだわりと熱意に応えられず罪悪感が残るが、
元キットの部品と差し替えパーツの両方ある場合は、
カッコいい方を採用すると言う、なんちゃって仕様で組むことにする。
ただゼッケンの白丸が黄ばんでるのはみっともないので、日光漂白を試してみようと思う。
難問はリアのゼッケンが、Me109の過給器エアインテイクの形状に似た
立体的な部品(インテイク?)にかぶさってること。
どう考えても、1枚じゃ貼れないと思う。気が重い。
それと一部のモールドがつぶれてたので、彫り直した。
矢印の窓枠などは、薄っすらとかろうじてあったことがわかる程度だったのを、彫り直した修正後。
彫ったケバをペーパーで擦ったキズの方が目立つが。
不器用でフリーハンドが苦手なので、ふと思いついて道具を使ったの。
デバイダーの片側のニードルを長くして窓に引っ掛け、ガイドにしてスライド。
木工道具のケビキのよう使えば、窓と並行に一定の幅で線がひけるでしょ。
中車つきのデバイダーじゃないと幅が変っちゃうから、難しいと思うけど。
何度か軽く罫書いてから、ニードルやエングレーバーで彫ればOK。
オレでもできるじゃん。
キハユニのHゴムにも応用できないかなあ。
烏口で描くのが定番だけど、あの工法オレ苦手だから。
有名な車の割にキットに恵まれていなくて、フジミの1/24が古いキットとは言え、未だに決定版的キットです。
(1/12ではトランペの力作キットがあります)
フジミのキットはこれまで3台作りましたが、とても作り易い良いキットです。
古いので金型が少し草臥れてきているようですが、ラインナップも充実していますし、手頃なお値段で今でも手に入るところもいいです。
頑張って、素晴らしい完成品にして下さい。
GT40文句なしにかっこいいですね。
フジミのこのキット、自分のようなクルマ初心者でも、スイスイ組立てが進むので、塗装や仕上げに集中できます。クルマプラモの入門にぴったりですね。
静岡お気をつけて。