模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

若狭湾投げ釣りポイント巡礼

2024年09月29日 | 釣り

神奈川の同級生が会社の釣り仲間4人と「若狭湾にキス釣りに行くからお前も近いから来なさい」とお誘い頂いたのでノコノコ出掛けてきました。
近いと言っても250km近くあるので、前日の金曜日を午後半休にしてのんびり先行し前泊の予定にしました。
ところが金曜日、子供が原因不明の胸痛を訴えるので病院に連れて行くことになり1日休みにしました。
子供は案の定「特に悪いところ無し」の診断となりましたが、出発が14時を過ぎてしまい車中泊の駐車場近くの海岸で夕まずめに練習する目論見がボツになりました。
初っ端からなんかイヤな感じ。

目を付けてあった道の駅に到着しビールを飲んで20時には寝て翌日に備えます。
今回の行程はこんな感じ。
集合場所はS印の高浜町の難波江海水浴場です。
(1)城山海水浴場
(2)若狭和田海水浴場
(3)勢浜海水浴場
(4)小浜港こだま食堂
(5)西津の浜
最後はG印の坂尻浜というコースでした。

車中泊の道の駅を出発し夜明け前の4時過ぎに難波江に着いて偵察しました。
難波江は浜に車が乗り入れできるはずですが、ロープが張ってあり入れなかったので、南にある脇坂うみぞら公園の駐車場で待ちました。

偵察した際、道際で気になる看板を見かけました。「安寿と厨子王の像」ですって。
暗くてそこになにがあるかは見えませんでした。
安寿と厨子王というのは津軽出身の幼い姉弟で、騙されて売られ丹後国の山椒大夫という悪人に買われてひどい目にあわされたらしい。
なので丹後人に恨みがあり、今でも丹後人が津軽に行くと天候が荒れると言われています。
丹後生まれの私はせっかくの釣行なのに朝からイヤなものを見たなあ、と思いました。

浜が止められていたのは、釣りの大会が予定されていたからのようです。
公園から歩くのは遠く人も多かったので難波江では竿を出さずに、次の予定地:城山海水浴場へ移動。
城山ではやや強い風が正面から吹きつけて海藻が大量に打ち上げられていました。
駐車場は関西ナンバーでいっぱいですが釣りではなく、サーフィンが目的のようです。

私は1投目でリールがトラブってその修理に手間取っていました。
城山では6人全員クサフグしか釣れないので、風裏を求めてすぐに移動しました。
湾の反対側にあたる若狭和田港です。
下のパノラマ写真ですが、左が南で海水浴場。正面は真西の城山方面で右は北です。

画面中央の防波堤は直角に曲がって見えますが、実際は真っすぐです。
南の浜から遠投せずに、東の港から浜の沖を探る作戦です。

リールのベールが邪魔だなと思っていたのにやり直さないで投げたら、振った時にベールが返って力糸ごとオモリがサヨナラ。
慎重さが足りませんな。寝不足だからか。
曇っていて暑くもなく気温は丁度良い感じ。
水がきれいです。昭和の頃から夏には京都から「若狭ビーチ」という臨時急行が来るほどの有名海水浴場ですから。
ポイント3か所目ですがまだ7時過ぎ。
やっと1尾目。左向きなのでヒラメでしょう8cm。

2尾目は良型キスと思ったらきれいなエソ。
みんな同じように外道ばかりな感じだったので9時過ぎに移動。

次は大飯町を通過して小浜市の勢浜です。
良い感じの浜を6人で独占です。土曜日なのにガラガラ。

ここでやっと1尾目のキス。

しかし次が釣れません。
マダイやヘダイの稚魚の活性が高く、オモリが着底して数秒で外道ばかり掛かってきます。

ほとんどのマダイは8cm位で、これは少し大きな18cmほどのヘダイ。
何尾も釣れまくるのは面白いのですが、困りました。

ミサゴが飛んでいきました。これだけ魚が多ければやって行けるでしょうね。

沖にシモリか沈み根があるようで、引っ掛かってしまい2個目のオモリロスト。
勢浜では5人がキス1尾で揃い、1人だけ5尾釣りました。たまたま入った場所が良かったのでしょう。

彼らは夜通し走ってきて朝飯も食っていないというので、お昼にしました。
予め調べてあったようです。
小浜港のこだま食堂というお店。
名物はこのわらじのようなソースカツ丼だそうです。

私はとても食べ切れないと思ったので、ミニカツ丼ご飯少な目と越前蕎麦のセットにしました。

次は小浜市内の西津の浜。
一投目から鉤3本に全部魚が付きます。

ここはヒイラギとピンギスが多く、ピンギスは鉤を飲んでしまうので5尾ほどキープしました。
まともなサイズがいないのでまた移動。
途中犬熊というポイントは清掃協力金という名目で駐車が有料でした。外道ばかりで駐車代はバカらしいのでパス。
次は田烏浜かなと思ったらそこも通過でした。


美浜町のドライブインの駐車場に車を停めて、裏の坂尻浜でこの日最後のトライになりました。
交換したおろしたての力糸は10年以上買ったまま置きっぱなしで劣化していたのか、投げたらそのまま一発でプッツンでサヨウナラ。
オモリ3個目のロスト。
ここでも仕掛けを交換して小一時間釣りましたが、マダイの幼魚ばかり。
こころが折れました。
なんて日だ。まともな本命キスは1尾のみで外道ばかりの上に、オモリを3個もなくして残念な日でした。
16時過ぎに私だけ先に失礼して18:30頃帰宅しました。
彼らは車で30分ほどの常神半島の民宿を予約してあるのでもう少し粘るようです。

翌日帰るまでに敦賀半島の浜を攻めると言っていた彼らに後で聞いたら、日曜日もほぼ同じでキスは無く小さな外道ばかりだったとのこと。
みんな持ってないなあ。

やっぱ安寿と厨子王の呪いかな。


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