先週の博多に続き、今週も西国への旅が続きました。
大学3年の九州ツーリング以来、早30年以上、2度目の宮崎県でございます。
九州は、新幹線の通っている西海岸の都市へは交通の便が良く、早く行けるのですが、東海岸へは小倉から在来線で南下するしか無く、時間が掛かります。
なので、空路でございます。
名古屋からですと、博多への新幹線往復プラス宿代よりも、宮崎空路往復に宿が付いたパックの方が、季節によっては安いのです。
中部国際空港で我々を待っていたのは、DHC8型。
初めてのプロペラ機でドキドキします。
デハビラントの双発と言えば、モスキートのお孫さんともいえる機体。
テンション上がるなあ。
三菱がボンバルを買収すると、零式艦戦とモスキートが異母兄弟なんて・・言わねえな。
500系新幹線よりも細い胴体。
6翅のペラのピッチは、片肺停止の時にする、抵抗のないポジションにして駐機するんですね。
目の前がエンジンなんて、うるさくて景色見えなくて、大失敗と思いました。でも、レシプロエンジンでないので、音も振動もそれほどじゃ無いんですね。
ま、どうせ寝ちゃいます。
フェザーのピッチのまま起動します。
戻してから回すのかと思って、その瞬間を撮ってやろうと見てましたが、残念。
ピッチを変えると影の形が変わるのが、面白い。
紀伊半島を超えて、1時間少しで宮崎です。
宮崎空港は海岸にありますが、周回コースを回って山側から進入します。
周回中に、大淀川と大きな国鉄の駅が見えました。
日南線が分かれているので、南宮崎駅でしょう。
地図を観るのが好きなので、航空写真も好きなんです。
左下に見える鉄橋は、子供の頃から、SLブームの頃の写真で見慣れたものですが、始めて実物を見ることができました。
確か、南宮崎まで列車を牽いてきたC57かC61が、単機で機関区のある宮崎駅まで戻るときに鉄橋を渡るシーンでした。
先週博多駅で、特急ソニックの美人な運転手さんを、通過時に撮ろうとしましたが、古いコンデジでは止められず、ブレてしまってお顔がわからない写真になりました。
ガッカリだったので、今回は重たいのに一眼レフを機内に持ち込みました。
2日間ぎっちり予定を詰め込んで、3社取引先を回ります。
中には、新田原基地のそばの会社も。
パイロットの教育団があるんですって。訓練中でした。
少々うるさいけど、見てて楽しい。
あっという間に、バイバイ宮崎。
仕事はうまくいったので、ホッと一息。
18:40なんて遅い便なので、お食事も空港で。
人間ドックの結果が悪かったやつが、博多もつ鍋に続けて、宮崎地鶏やチキン南蛮をたらふく食って自覚が無さ過ぎると、自責の念。
もちろん、この定食の野菜は全部食べたうえに、もったいないけど、白飯は半分以上残しました。
来週からは心を入れ替え、カロリー控えめで精進します。ハイ。
地方へ行くとまだまだプロペラ機が活躍していますね。
たまにはこういうのも良いでしょう。
東京の調布飛行場から伊豆諸島方面へ行く飛行機はもっと小型の(多分フォッカー?)マイクロバスくらいの双発機です。
一度乗ってみたい気もしますね。
たまに地方出張へ行くと、ついついその地の旨いものを食べてしまいますよね。
私はどちらかというと魚系が好きです。
出張ではありませんが5月の静岡では静岡おでんと桜エビを堪能しました。
土曜日まで疲れが残るなんて、やっぱ歳ですね。
プロペラのせいか、6700m位の高度で巡航するので、地上がよく見えて良かったです。
本当は魚を食べたいんですが、そうすると日本酒を飲んでしまい、翌日の仕事に響きます。なので最後までビールで通すために、肉料理の名物で自重しております。