意外とハセガワいいんじゃないの。見直した。
というか、仮組をしないでもスイスイ組めるタミヤが別格で、確認しながら丁寧に組めば90年代以降のハセガワならそんなに問題ないみたい。
ようは自分が下手くそなのを、メーカーのせいにしてただけ、と気づいた。
小学生の頃、LSの96陸攻シリーズをよく見た。今もたまに見る。
その頃、同級生の誰かが作ったキットは、他の人は買わないことにしよう、と協定を結んでいた。
96陸攻は畳屋の次男が作っちゃったから、ボクのLSはヤスクニというカッコ悪い名前の、魚雷を吊った爆撃機にしたんだっけ。
ヤスクニは、ドイツ機の下面色RML65みたいな水色に成形されてたのを、はっきり覚えてる。
だから全体を塗装せざるを得なかった。
96陸攻の思い出はそんなもの。
イギリスの戦艦2隻を撃沈した映画のDVDを買ったが、モチベーションアップに観てみるか。
調子に乗っている時に、長年置きっぱなしになってる在庫に手を付けるのが良いみたい。
仮組してみた。
合うじゃん。
翼の勘合も、すき間が明かないように工夫されてるし。
キャノピーも難しそうな合わせなのに、うちの個体はピッタリ。
ウインドシールドと機首の接着部にすき間ができてるのを、ネットで見たけど、大丈夫そう。
繊細できれいな成形。
きれいな機体を、今回は盛大に塗装剥離を試して、ひとりハゲチョロ祭りにする予定。
飛行機は余計なことをしなければスイスイ完成することを、この年になって今頃実感したので。
2色迷彩の茶色が、イラストによっては黄土色っぽかったり、赤っぽかったりするので、その加減がポイントかしら。
こいつは1/72だし、あんまり手を入れる箇所はなさそうね。
また釣り?「この前釣れたから、もうツキが残ってないんじゃないの!」と、子供にまで挑発されながら、懲りずに釣行です。
あらためて宣言させて頂きますが、これが本業ですから!
前日から素泊まりの定宿に入り、3時起床4時集合。
輪島港から4:20出船。
少し走った20Kmほど沖に突如現れるのが、この七ツ島。
いかにも釣れそう。
本日のポイントはさらに20Km以上沖に浮かぶ、舳倉島の周辺です。
20ノットで飛んで行っても1時間以上かかります。
自分の場合、船でのルアー釣りは、大きく分けて2種類のやりかたです。
ひとつは先々週GWに行ったジギング。
船のほぼ真下に落としたメタルジグを、垂直に引き上げて誘います。
もうひとつは、浮くルアーを50mほど投げて誘い、海面上にしぶきを上げてバイトする魚を釣るキャスティングです。
トップ(ウォーター)とも言います。
今回のメインはトップ。
実は先々週の釣行の際に、今年は水温が上がるのが遅れているので、トップのハイシーズンは6月にずれ込むかもしれない、と聞いていました。
船長からは、念のためジギングの用意もして来てくれ、とのこと。
大抵の人はジギングとトップの両刀使いなので、まったく問題ありません。
ただ、トップは乗船人員を半分に制限する関係で乗船料が高く、トップで予約して一日中ジギングだとちょっとガッカリしますけど。
早朝のトップの反応はいまいちで、いくら投げても出たのは船内2回ほど。
朝まずめに何も起こらなかったので、早々にジギングに切り替えたらすぐにヒット。
真下に突っ込む、まあまあサイズでしたが、ゴリ巻きしたら、まさかのライブレイク。
PE3号、フロロリーダー50ポンドで、1mのブリくらいまでなら、余裕のセッティングのはず。
リーダーとリングのノットで切れました。
明らかに自分の責任。
港で暗い中でバタバタと結び、確認がおろそかだった。
前回釣れた慢心ですね。
ここからがひどかった。
全体に低調ななりに、自分以外の全員がジギングやキャスティングでポツポツ釣る中、ひとりBOSE。
ツキはどこか飛んで行った。
もう俺、釣り止めようかな、、、なんて頭をよぎるほどの落ち込み方。
感情のおもむくままに生きてきたので、平常心なんて備えてない。
悪態しか口に出てこない。
ジギングとトップを交互にやりながら、長い憂鬱タイム。
でも今年のボクは、ちょっち違うんだなあ。
じゃーん。釣れた時くらいは自慢しないと。
次、いつ釣れるかわかんないからな。
あと30分で沖上りという時に、トップの仕掛けがライントラブル。
もう時間もないので、ボーっと休憩してたらジギングやってた隣の客にヒット。
気を取り直して、すぐにジグを落としたら、何時間ぶりにきましたよ。
いいねえ、このゴンゴンとくる感触と重量感。
トップ向きの40mほどの浅場。
最初はそれほど抵抗なく寄ってくるので、ブリだな思ってたら、ラスト20mで猛ダッシュ。
「それマサや!、マサ!」と船長が宣言。
かなり固く締めたドラグが悲鳴を上げて、一気に10mも出していく。
ブリの「ジー」じゃなくて「ジャージャジャジャー」という感じ。
早朝のラインブレイクで、船上で組み直したノットが、いまいちのできだったけど、まあいいやと、妥協したのが頭をよぎった。
ラインさえ切れなければ、今使ってる中級クラスのロッドとリールで、十分上がる魚と確信が持てたので、ラインだけが心配だった。
7Kg93cmのヒラマサ。
この日の船内最大。
大きさは、ウデ前では選べないからね。
コレが釣りの、ツキとかギャンブルのいち面。
反応が良かったので、同じ瀬をもう1回流したら、落としてすぐに小ブリを連続ヒット。
あの一瞬だけ、ちょっと神懸ってた。
ジグは両方とも、シービーワンZ4の140gミド金。
自分の日本海での青物用パイロットルアーであるフラッシュハオリを、朝のラインブレイクでロストしたので、同じ重さという理由で選んだ子。
緑のジグで釣ったの初めてかな。
これは釣る側の選択肢。
手前のバケツの、ひときわ大きいでしょ。
見た目ブリとの違いは、ひれの黄色が濃い。
特に胸ビレの存在感が違う。
身もこんな色。
味見の試供品。
ヒラマサはブリよりも生臭さが少なく、筋肉質で脂が少なくアッサリなので、釣りたてのブリブリをこの厚さに切ると、硬すぎると感じるほど。
よく釣ってる同行の竜君は、チルドで何日か寝かせて、熟成させた方が旨いという。
ブリでそれをやると、色も悪くなるし、匂いも気にあるけど、ヒラマサだと白身魚のようらしい。
大騒ぎも醒め止まぬまま、充実の帰路。
富山湾越しに立山が見えると翌日は雨、というのが輪島の定説なんだって。
ゼロと1の差は無限に大きいね。
遠路走って、2万円以上使って収穫なしじゃ、精神的にダメなんだよね。
それほど裕福じゃなく育ったから、無駄使いは悲しくて。
楽しめたんだからいいじゃない、と頭を切り替えできない。
手前の小ブリとは、体高が違う。
ブリは泳ぐときに、胸ビレあまり使わないんじゃないかな。
船長は小ブリ認定してくれたけど、関東なら大きめのワラサかも。
ああ良かった。
まだツキの残高は残ってるようです。
安心して夏のイカに行ける。
なんか今回は先を急いじゃうなあ。
配線して電池を入れたらペラを回してみたくて!
これが支え棒の見えない位置。
あれ、ピトー管が付いてない。
自分でモーターを仕込む時は、モーターの位置決めやセンター出し、モーターとペラの軸径を合わせたり等々、結構面倒くさいが、こいつはタミヤさんが全部用意してくれているので、ペラも接着剤無しで最後に圧入で完成してしまうのだ。
ピトー管と尾輪を付けた。
グレイバイオレットが紫っぽい。
水平尾翼のデザインなんか、なんでもいいんだね。
重要でないことには頓着しない。
それがドイツの合理精神なのかな。
小さな機体に大きなエンジンと強力な武装。
陸軍の二式単戦は、思想自体はいい線いってたんだなあ。
雷電は無理に先っぽを絞る必要なかったんじゃないかって、こいつ見てると思うね。
局地戦闘機なんか高速と強力な武装のみが必要条件で、航続距離とか戦闘機との格闘能力とか求められてないんだから、もっと自由に設計できなかったのかねえ。
フォッケって、よくできた合理的な戦闘道具だなあ。
銘板作ったら完成。
これで今年3機目。
次は何を作ろうかな。
景品で当てた、松阪牛届きました。
私は40代後半を過ぎてから、歳のせいか地元の肉屋でよく見かける、飛D牛の高価で脂が多いものは、くどくてステーキでもすき焼きでも少ししか食べられません。
ところがこの松阪牛は、こんなにサシが入っているのに、それほど、くどくないのです。
あっという間にすき焼きで600gが消えました。
もっとおかわりができるほどでした。
今度はステーキで食べたいな。
早くもKくんはフィルターを会得したようで焦る。
下面のRLM76にはWCフィルターリキッドのブルーとグリーンの1:1混色でフィルター。
ライトブルーの下面が、緑一色に染まったが、拭き取ってみれば、明灰白色の時より違和感がない。
見慣れたせいかな。
もともとRLM76には緑を感じるもんね。
全然、冒険じゃない。
写真撮り忘れた
上面のRLM74と75には予定通り、グリーンとパープル。
不自然に見えるところを拭き取ると、これがまったく違和感がないんだよなあ。
だけど、そのままだとスジ彫りが緑や紫の線になるので、軽く拭き取ったあとに、マルチグレーというマンセルN6くらいのグレーのWCを、全体に重ね塗りした。
写真じゃわかりにくいなあ。
ツヤが落ち着いて、表情があるというか、ニュアンスがつくというか、ムラになったというか、情報量が増えたというか。
雰囲気はよくなって、同じ色でべたっと塗った時の、おもちゃ感はぬぐえた。
しかし、富士山を真っ赤に塗った絵師のような、大胆さや芸術性は、微塵もない。
何もしてないように見えるが、綿棒で擦ると、確かに緑や紫が付いてくる。
それと、光の当て方や、見る角度によっても、緑や紫が浮かんできたりする。
不思議な感じ。色彩のかくれんぼみたいなの。
排気煙汚れも、鷹の図柄があるから神経質にならずに吹けた。
エナメルのジャーマングレーとつや消し黒。
「1」を横切るスジ彫りのグレーにマルチグレーが残ってる。
キャノピーのマスキングも取ってないのに、森の上を飛ばしてみたくて、我慢できずに台に接着してしまった。
強い光を当てると、木々の緑色が飛ぶね。
お笑い芸人ではないが、機体を支える棒が見えない角度を工夫した。
棒が無くても浮いているように見えますか?
安心してください、棒はありますよ。
支える棒=パイプが細いので、ペラが回ると不自然にゆらゆら揺れそう。
エルロンもラダーも動いてないのに、バンクしてるのおかしいだろ、とか言わないの!